努力ではどうにもならない身体能力を決定する要素ランキングTOP5

学生の頃に打ち込んだ部活。

ライバルに負けないように死ぬほど努力しても、あいつに追いつけない。

という経験はありませんか?

私は何度も味わってきた。

なんであいつには勝てないんだろう。同じような練習をしているはずなのに。スポーツ漫画なら努力した主人公が絶対に勝つのに。やっぱり漫画だけの世界なのか。

そうです。人間の身体能力はどうやっても覆せない生れながらの能力というものがある。

今回はどうして身体能力に差が出るのか、身体能力に影響する要素をランキング形式で紹介しましょう。順位は覆せない度の強さで決定した。厳しい現実を突きつけるが、しっかりと頭に入れておこう。


体重

体重はスポーツの強さを決めるかなり重要な要素だ。この事実を誤解している人が多い。原因として考えられるのは、少年漫画の小柄な主人公がスピードで大きな相手を倒したり、さらにはパワーで勝ったりしてしまうからだろう。

これはありえない。

最強の動物ランキング』を見れば一目瞭然だが、上位の動物は体重が重い。

接触が無いスポーツなら体重が無くとも勝つことができるが、接触がある場合は致命的だ。

身長

身長はほとんどのスポーツで有利に働く。

同じ動きをしても移動の幅、届く範囲が全く異なってくるためだ。

野球・バスケ・テニス・サッカー。どのスポーツも長い歴史を見てみれば選手の高身長化は進んでいる。

世界最速を決める100m走でも、今世界記録を保持しているウサイン・ボルト選手は2m近い。

新体操やダンスなど動きのスピードや正確さのみを競うスポーツは身長が低く、腕や脚が短い方が有利だ。

ただ、身長が高くなるにつれ『てこの原理』により動くのにより大きな力が必要になるため基本的にスピードは落ちる傾向にある。

自分より大きくて速い選手がを見つけたら、あなたが圧倒的に身体能力が劣っていることを認めることから始めよう。

腱の接合部位

意外に思うかもしれないが、腱が骨についている場所でも身体能力は変化してしまう。

関節に近い位置に腱がついていた方がよりスピード型に、遠い位置についていた方がよりパワー型になる。

これも『てこの原理』によるもの。力点と支点が遠い方がパワーが生まれるが、作用点の稼働域が小さくなってしまうという欠点がある。

逆に、力点と支点が近いと作用点を動かすのにより力が必要になるが、作用点の稼働域は大きくなる。

筋肉の収縮は化学反応により起こるものなので、収縮速度は人によって差が出るものではない。そのため、腱が付いている位置というものが重要になってくる。


筋肉の付きやすさ

いくら筋トレをしても筋肉がつきにくい体質の人、少し筋トレをしただけで筋肉が目に見えて太くなる人。

もちろん筋トレの方法や食事による影響もあるが、体質による影響の方がより大きい。

この体質というのは生まれながらのもので、努力で変わるものではない。

さらに、関節の大きさによってどれだけの筋肉を搭載できるかも決まっているので関節が細い人は筋トレの限界がすぐに来てしまう。

しかし、勘違いをしてはいけないのが、筋肉が付きにくいからといって筋トレの意味がないというわけではない。筋肉が付きやすい人よりも多くの努力が必要になってしまう上に、努力の限界が来るのが早い。

速筋の割合

運動をする場合に主に使用する骨格筋は大きく『速筋』と『遅筋』に分けられる。速筋は収縮の速度が速いが、持久力が無い。遅筋は収縮速度は遅いが持久力があるという特徴がある。ほぼ全てのスポーツで重要なのは速筋で、瞬発力は速筋の量によってきまる。

速筋と遅筋の割合は個人差が大きく、努力をしてもそこまで変化することは無い。特に黒人は生まれながらに速筋の割合が高い人が多く、色々なスポーツで高い身体能力を発揮している。

速筋の割合を変えることは難しいが、速筋を太くすることで瞬発力は鍛えることができる。

だが、生まれながら速筋の割合が高い人に身体能力で勝つのは至難の業だ。

まとめ

身体能力を決めている要素をまとめてみた。

こうやって考えると、人間の体も物理学に忠実なんだなと思い知らされる。

そのことから、漫画のような下剋上はほとんど起こらないことが分かるだろう。

だが、努力することで個人差があるにしても身体能力は確実に向上する。

自分の生物としての格付けを理解しながら努力するようにしよう。

合わせて読みたい記事