世界のプロスポーツ選手の身体能力ランキングはよく見かけるが、日本人のランキングが見当たらなかった。
もちろん1位はあの人で決まっているのだが、2位以下の選手を調べてみた。
5位 錦織圭(にしこりけい) / テニス
178cm/75kg
体格 ★★☆☆☆
敏捷性 ★★★★☆
パワー ★★☆☆☆
今や日本の宝とまで言われているテニス選手。
ATP(男子プロテニス協会)による世界ランキングはシングルス4位(アジア男子歴代最高位) 2014年全米オープン男子シングルスの準優勝者であり、男女通じて日本人史上初、アジア男子史上初のグランドスラム4大大会シングルスファイナリスト。また、シングルスとしてはアジア男子史上初のATPワールドツアー・ファイナル出場者。(引用元:錦織圭|wikipedia)
アジア人では不可能と言われていたテニス4大大会で準優勝という快挙を成し遂げている。
テニスはストロークを打つ際の筋力、玉に追い付くスピード、フルセット戦い抜くための持久力すべて備えていなければならない。他の世界ランカーと比べると体格は劣っているが、スピードとテクニックで勝負していく様は非常に見ごたえがある。
また、あまり知られていないが、日本人プロスポーツ選手の中で一番年収が高い。2017年は世界プロスポーツ選手の中で26位の37億7000万円。日本人2位の田中将大選手は75位の25億3000万円。
4位 宮崎大輔(みやざきだいすけ) / ハンドボール
174cm/75kg
体格 ★★☆☆☆
敏捷性 ★★★★☆
パワー ★★★☆☆
ハンドボールの日本代表やスペイン1部リーグで100得点を記録するなど申し分ない記録をたたき出している。
テレビ番組スポーツマンNo.1決定戦では2006年優勝、2008年,2009年には2連覇しているほど身体能力が高い。
垂直跳びは85cm。また、ハンドボールはぶつかり合いが激しいスポーツのため、体幹も強い。
3位 松井稼頭央(まついかずお) / 野球
177cm/85kg
体格 ★★★★☆
敏捷性 ★★★★☆
パワー ★★★★☆
日本人には不可能と言われていたメジャーリーグの内野手を初めて経験した選手。
歴代No.1遊撃手との呼び声も高い。
ベンチプレス140kg、握力83kg、100メートル10秒3、垂直跳び95cm、遠投120mというとてつもない記録を持っている。これだけの身体能力を持っていても通用しないのはメジャーリーグのショートは人ではないのかもしれない。
2位 右代啓祐(うしろけいすけ) / 十種競技
196cm/95kg
体格 ★★★★★
敏捷性 ★★★★☆
パワー ★★★★★
十種競技という陸上競技で日本新記録をたたき出した怪物。アジア大会では金メダルを取っている。
十種競技とは2日間かけて10種類の種目を行い、その合計点で勝敗が決まる競技。
1日目は100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m
2日目は110mハードル、円盤投、棒高跳、やり投、1500m
この競技の金メダリストは『キングオブアスリート』と呼ばれる。この名前の通り、走力・投擲力・持久力全てが必要とされる。
右代選手は野球経験が無いが、球速141kmを記録したこともある。
ちなみにテレビによく出ている武井壮氏も十種競技の学生チャンピオン。その時の点数が7606点、右代選手の記録はこれを大きく上回る8308点。
1位 室伏幸治(むろふしこうじ) / ハンマー投げ
187cm/97kg
体格 ★★★★★
敏捷性 ★★★★★
パワー ★★★★★
日本人離れした体格に日本人離れした瞬発力を備えた日本の至宝。
ハンマー投げの国内大会では1995年から2014年までの20年間無敗。
握力127kg、背筋力389kg、100m走10秒台、立ち幅跳び360cm以上など常人離れした身体能力を持っている。体重、パワー、スピードという相反した能力を併せ持つ。
野球の始球式で下手なフォームから131kmを投げたり、テレビ番組スポーツマンNo.1決定戦の『ビーチフラッグス』という種目では100m金メダリストのドノバン・ベイリーでさえまったく歯が立たないほどのスピードを見せつけた。
彼ならどの競技をやっていても一流になることができたと言われている。
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