男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「地上最強の男」─。
グラップラーとは、「地上最強の男」を目指す格闘士のことである!引用元:グラップラー刃牙
この有名なセリフは男なら誰でも納得するのではないだろうか。
しかし、現実世界では本気になった犬にすら勝てないという始末。こんな悲しい事実を我々人間は受け入れるしかない。
私たち人類は武器を一切使わない素手での戦闘ではかなり弱い部類に入る。
地上最強の名をほしいままにしている最強動物たちに一矢報いるために彼らの戦闘力、戦闘方法を熟知しておこう。
このランキングは地上最強を諦めることができない馬鹿な男たちに捧ぐ。
平均的な現代人の強さを戦闘力5として他の動物を見てみよう。※全ての動物を比較はできないのである程度有名なものだけを集めてランキングを作った。
個体によっては勝てる可能性がある
32位 チワワ 戦闘力3
知能 ★★☆☆☆
機動性★☆☆☆☆
パワー☆☆☆☆☆
最大体長50cm、体重13kg
チワワは犬の一種。愛くるしい表情で人気だ。こんな可愛い動物に攻撃を加えるなんてできない。少なくとも私には。
とても小さい種類で有名なのだが、Yahoo知恵袋にこんなことが書いてあった。
大きなチワワ
私の実家のチワワは2歳で体重が13キロあります。肥満ではなく骨格がすごく大きく獣医さんが初めてこんな大きなチワワを見たとびっくりします。 コーギーも飼っているのですがその子より大きいです。私自身もチワワを飼っていますが1歳で1.2キロしかなく一緒に遊ばせると同じ犬種と思えない差です。
これより大きなチワワを見た事ある方おられますか?補足ちゃんと血統書もあり純血種です(o^∀^o)
引用元:Yahoo知恵袋
13kgのチワワ・・・可愛いのだろうか。これだけの体重があれば人間の子供は不覚を取るかもしれない・・・。
31位 イエネコ 戦闘力4
機動性★★★☆☆
パワー★☆☆☆☆
最大体長50cm、体重13kg
猫は犬と並んで人間の身近にいる生き物だ。田舎だと猫を見かけない日は無い。ネコ科の動物は生まれついての狩人だ。小さいからと言って油断してはいけない。
「人間と猫が檻の中で戦ったら、ヒトは日本刀を持って初めて対等と言える。」
引用元:実戦空手の父 大山倍達(おおやまますたつ)
重さこそが絶対と言われる野生の世界で自分より大きな獲物を捕まえるのは、ネコ科の動物が多い。(昆虫を除く)
重さ意外に重要な要素は身体能力と相手の急所を突く正確な攻撃だ。この二つを持っている猫に油断はできない。
30位 現代人 戦闘力5
機動性★☆☆☆☆
パワー★☆☆☆☆
最大慎重2.3m、体重560kg ※ギネスブックに載っている記録
皆さんご存じ霊長類ヒト科ヒューマンビーイング。
最大身長と最大体重だけならば中堅の動物たちにも見劣りしないサイズを持っている。だが、二足歩行を選んでしまったために上半身の筋肉が退化してしまった。四足歩行の動物は前足でも体重を支え、頭が前方に向くため自然に前足と首が発達する。
しかし、意外と侮ってはいけないのが下半身の筋肉だ。蹴り、踏みつけならばパンダ位までならダメージを負わせることができるという計算だ。(その前にヤラレテしまうのが目に見えているが。)
そして、忘れてはいけないのが前足を手という形に変化させて進化した知能だ。我々には武器がある。刃物、鈍器、銃器、更には長距離ミサイルまで扱うことができる。今回のランキングでは素手に限定したのでランキングでは下の方になってしまった。
もし、武器まで解禁されれば地球上で最強の座は不動のものになる。
29位 柴犬 戦闘力7
機動性★★★☆☆
パワー★☆☆☆☆
最大肩高41cm、体重12kg
日本が生んだ最強のアイドル犬。人懐っこい性格、モフモフの毛並み、クルンと曲がった尻尾。抱きつきたい衝動が抑えられそうにない。
しかし、こんな柴犬も先祖をたどれば元々はオオカミだ。獲物を集団で狩っていた立場の生き物なのだ。
どんな犬もそうだが、怒り狂って噛みつこうとする姿は心底恐ろしい。子供の頃に追いかけられた経験がある人も多いのではないだろうか。
背中を向けると追いかける。これこそが遺伝子に組み込まれた狩猟本能だ。
散歩をしている時のリードを引っ張る強さは大人でもよろけるほどはある。
もし、柴犬程度の大きさの犬でも本気で人間を狩りに来たら五分五分と言ったところだろうか。
28位 ゴールデンレトリーバー 戦闘力13
機動性★★★☆☆
パワー★★☆☆☆
最大肩高65cm、体重40kg
日本で大型犬と言えばゴールデンレトリーバーを思い浮かべる人が多いはずだ。毛が長めで実際の大きさよりも大きく見えるので怖さは倍増だ。もちろんその毛は防御力の底上げも担っている。生半可な攻撃ではダメージは与えられない。体重40kgの犬が思い切り体当たりをしてくることを想像すると恐ろしい。
4足歩行だけあって首回りも強く、リードをつけても大人を引っ張る力がある。人間に同じことをすれば頸動脈が締まりすぐに失神してしまうだろう。
27位 シェパード 戦闘力30
機動性★★★☆☆
パワー★★☆☆☆
最大肩高65cm、体重40kg
警察犬や軍用犬として人間に仕える賢い犬。訓練が好きで色々なことを覚えるのに適している。体長、体重はゴールデンレトリバーとさほど変わらないが、シェパードが誕生するきっかけとなったのが軍用犬を求めての交配だったので身体能力が高い。
警察犬の訓練を映像で見れば分かるが、人間が襲いかかられるとひとたまりもない。しかも、人を○す訓練を積ませれば優秀なハンターになるのは間違いない。
長所として挙げた知能だが、一つ間違えば短所にもなりうる。指示している人と同じように指示をすれば従ってしまう可能性があるのだ。シェパードに勝つにはこの作戦を使うしかない。
26位 チンパンジー 戦闘力60
機動性★★★☆☆
パワー★★☆☆☆
最大体長1m(後ろ脚で立つと140cm)、体重60kg
チンパンジーと言えば某動物番組で愛くるしいキャラで人気のP君が有名だ。
戦闘力の面で見ればチンパンジーは強者の部類に入る。常に樹上で生活しているために握力は200~300kgある。人間の最高が192kg(ギネス記録、マグナス・サミュエルソン氏)なので、チンパンジーの握力はけた外れに強い。140cmで60kgと体長に比べて体重が重く、かなり筋肉が発達していることが分かる。ちなみに、リンゴを握りつぶすことができるのが75kgほどと言われている。300kgもあれば人間の腕など簡単に折れる。
画像のチンパンジーを見れば分かるが、元々雑食なので犬歯も発達していて肉を引き裂くのにも適している。チンパンジーに襲われた人の画像を検索すれば噛みつかれたらどうなるか一目瞭然だ。
更には、動物の中でトップクラスの知能を持っており、道具を使って餌を取ることもある。もしチンパンジーとの戦闘になったらこちらもある程度の準備をした方がいい。
25位 ダチョウ 戦闘力65
機動性★★★★☆
パワー★★☆☆☆
最大体高2.8m、体重150kg
ダチョウは世界最大の鳥類として有名だ。時速50kmで長距離を走り、最高時速は70kmにも達する。これを150kgも体重があり、二足歩行のダチョウがやってのけるのだから驚きだ。チーターは地上最速の名を欲しいままにしているが、それは体重が軽いから出来ることだ。
この体重を70kgまで加速する脚力で蹴られたら人間のあばら骨など簡単に粉砕するだろう。頭部をけられれば致命傷になる。さらに、足には地面を強く蹴るための大きな爪も付いており、蹴りの破壊力を増大する。
ダチョウに勝つためには1に蹴られない、2に蹴られないが大事だ。後は後ろから飛びつき首に攻撃しよう。
24位 チーター 戦闘力90
機動性★★★★★★★★
パワー★☆☆☆☆
最大体長150cm、体重72kg
チーターの最大にして、唯一の武器は最高速104kmに達する瞬間的なスピードだ。この速度で突進されたらひとたまりもない。体重が無いのが弱みだが運動エネルギーの公式(E=mv2)でも分かる通り、速度が速い方が突進の威力は跳ね上がる。
しかし、この捨て身の突進をすると、双方にダメージが入るのでやってはこないだろう。
正直なところ重さが一番のウェイトを占める野生の世界で体重が無いのは弱点だ。世界最速の動物ということでお情けでこの順位を付けた。探せば見つかるが、チーターが外国人の男性に投げられる動画まである。
23位 コモドオオトカゲ 戦闘力100
機動性★★☆☆☆
パワー★★★☆☆
最大体長3m、最大体重150kg
150kgのトカゲ・・・草原で出くわしたところを想像すると恐ろしい。それもそのはず。コモドオオトカゲの生息地であるインドネシアの小スンダ列島に初めて上陸した人は「この島には恐竜が生き残っている!」と叫んだそうだ。別名コモドドラゴンという名に恥じない迫力がある。
皮膚がうろこに覆われており生半可な攻撃は通用しない。爪は肉をひきさくのに適した形状をしており、持久力と瞬発力を備えた強い足を持っている。これだけでも十分戦闘力があるのだが、他の動物たちには無い特徴を持っている。
なんと、”猛毒”を持っているのだ!口の中に多数のバクテリアを飼っており、噛まれたら敗血症になり死亡してしまう。また、鋭い牙には毒腺があり、その毒は”ナイリクタイパン”(毒ヘビ、毒の強さNo.1)と同程度の強さだ。
噛まれてしまったら諦めた方がいい。
この辺りから現代人10秒も持たない
10秒持たないというより、10秒苦しむと言った方がいいのかもしれない。
22位 土佐闘犬 戦闘力135
機動性★★★☆☆
パワー★★★☆☆
最大体長1.7m、最大体重100kg
土佐闘犬は日本が誇る最強の闘犬。大きいものは100kgを超え、闘犬の為に小さいころから戦闘方法を教え込まれる。まさに、戦いのエリートなのだ。
※よく勘違いされているのが土佐犬との違いだ。土佐犬とは本来四国原産の犬の呼び名だった。土佐闘犬は土佐犬をベースに海外の大型犬種との交配によって生まれたエリート戦士のこと。
性格は勇敢で怖いもの知らず、忍耐力が強いなどの特徴がある。皮膚はたるんでおり、噛みつかれた時のダメージを最小限に抑える役割を担っている。
闘犬のルールとして、相手を組み伏せたり、泣き声を上げたりで勝敗が決するので、相手を押さえつける力が強い。人間などは簡単に倒されてマウントポジションを取られてしまうだろう。
しかし、実は大きな音と水に弱い。もし、戦闘になった場合は水をかけたり、大きな声を出して怯ませよう。
21位 平均的なピットブル 戦闘力140
機動性★★★★☆
パワー★★☆☆☆
最大体高50cm、最大体重40kg
土佐闘犬の半分ほどしか体重がないピットブル。それでも戦闘力は土佐闘犬よりも上だ。土佐闘犬は海外の犬と交配させて強くなったが、その交配相手がこのピットブルなど海外の闘犬だといわれている。
ピットブルは名前の通り雄牛(Bull)にも恐れずに戦う(Pit)ところから名付けられた。性格はとても攻撃的で、自分よりも大きな相手にも襲いかかる。普通の動物なら絶対にしない行動だ。
よく土佐闘犬と比較されるが、日本の闘犬は厳格なルールが決められており、格闘技のようなものだ。一方、ピットブルが戦っているのは路上などルールが無い場所がほとんどだ。そのため、相手を死に至らしめることも少なくはない。
この差はかなり大きく、大型の土佐闘犬と中型のピットブルが戦ってもピットブルが勝つことが多いようだ。
20位 ジャイアントパンダ 戦闘力180
機動性★★☆☆☆
パワー★★★☆☆
最大体長150cm、最大体重120kg
パンダと言えば動物園で1,2を争う人気の動物だ。目の周りに垂れ下がったような模様があり、丸っこい見た目で立てもかわいらしい。
だが、可愛い見た目とは裏腹に戦闘力は意外と高い。見た目は可愛いが熊の一種なのだ。パンダの模様を取ってみると可愛いパンダから恐ろしい熊に変貌する。
中国陝西省の「希少野生動物・救急飼育研究センター」にいる世界に一頭しか存在しない模様が無いパンダだ。これを見るとパンダも熊の一種だということがはっきり分かる。
動物園では笹だけを食べているように見えるが、野生の世界では雑食で肉も食べる。野生で見つけても決して近づかないようにしよう。
19位 シマウマ 戦闘力190
機動性★★★★☆
パワー★★★☆☆
最大体長280cm、最大体重450kg
シマウマはライオンなどの肉食獣に捕食されるだけの弱い動物というイメージが付いてしまっている。それも事実なのだが、ライオンもシマウマを狩るときは集団で襲う。1対1ではライオンも不覚を取ってしまうこともある。
シマウマは最高時速64kmで走ることができ、50kmほどなら数km走り続けることもできる。この脚力で蹴られたらライオンも致命傷を負ってしまうことがある。
シマウマの蹴りで顎が砕けてしまったライオンの映像がYouTubeにアップされていたが、その後何も食べることができずに死んでしまったようだ。
ただ、蹴り以外にこれといった武器が無いので後ろに回らなければ大丈夫だ。
18位 ツキノワグマ 戦闘力200
機動性★★★☆☆
パワー★★★☆☆
最大体長180cm、最大体重150kg
戦闘力日本代表に名を連ねるツキノワグマ。本州と四国に生息している。以前は九州にも生息していたようだが、2012年に九州では絶滅したと認定されている。
このどっしりとした見た目からは想像できないほど速く走ることができ(時速50kmほど、ウサイン・ボルト選手で42km)、確実に逃げることはできない。
もし、ハイキングなどをしていて運悪く出くわしてしまった時は、1に荷物を置いて背を向けずに後ずさりをする。それでも距離をとれなかったり、近づいてきたら戦う覚悟を決めよう。実はクマに襲われて生き延びた人のほとんどが戦った人なのだ。その辺にある石や家の鍵の先端を指の間から出す形で握って熊の急所である”鼻”を狙おう。
まずは出会わないようにするのが一番大事なことは言うまでもない。
17位 ニシキヘビ 戦闘力280
機動性★★☆☆☆
パワー★★★☆☆
最大体長990cm、最大体重160kg
巨大なヘビと言えば”アナコンダ”が有名だが、実はニシキヘビの方がサイズは大きい。ニシキヘビの中でも最大になるのが南アジアに生息するアミメニシキヘビだ。記録では体長990cmの個体が見つかっている。
毒を持たずに巨大化したヘビの攻撃手段は”締め付け”のみで、絞め殺した後に丸飲みで捕食する。
締め付け方にも無駄が無く、獲物が息を吐いたらその分だけ絞めるのだ。こうすることで余分な力が必要無く絞め殺すことができる。
もし捕まってしまったら、息を吐かずに対処法を考えよう。
16位 闘牛 戦闘力300
機動性★★☆☆☆
パワー★★★☆☆
最大体長3m、最大体重500kg
闘牛と言えば、スペインの伝統的な見世物だ。怒り狂った牛を相手にマタドールが華麗な技を披露していく。2017年現在は動物愛護の観点から問題視されている。
1800年代にアメリカやスペインで闘牛とライオンを1対1で戦わせた記録が残っているが、どれも闘牛の圧勝だったようだ。
闘牛の強さの秘訣は何といっても突進力と角による突き上げだ。これを回避できれば勝機は見えてくる。
牛は動くものに突進する性質があるため、マタドールのように自分の体以外のものを動かして気を引き、攻撃を回避しよう。
この辺りから現代人瞬殺
この辺りからマンガの世界でも強者として描かれることが多いもの達。鍛えぬいた自慢の肉体で限界に挑め!
15位 ゴリラ 戦闘力400
機動性★★★☆☆
パワー★★★★☆
最大体長1.8m、最大体重230kg
握力は500kg、怒ったときに計測すれば1000kgを超えることもあるようだ。ウエストを握られればスレンダーになれるだろう。ダイエット目的でゴリラに握ってもらうのもありなのかもしれない。
ゴリラの恐ろしいところは他の動物と違い、手で物をつかむことが出来るところだ。引っかくなどの線の攻撃だけでなく、最短距離で掴んでくる。体育で剣道を経験したことがある人なら分かると思うが、面や同よりも突きの方が圧倒的に防ぎにくい。
この巨体で木登りが得意だというのだから驚きだ。そのために握力が進化したのだろう。
しかし、性格は非常に臆病で、争いを好まない性格だ。有名な胸を叩くしぐさ”ドラミング”は争いをやめようよという意味が強いそうだ。
ゴリラは遊びのつもりでも人間にとっては致命傷必死の攻撃なので気をつけよう。
14位 ヘラジカ 戦闘力450
機動性★★★☆☆
パワー★★★★☆
最大体高3.1m、最大体重850kg
シカと聞いて大して強くなさそうと思ったそこの君は私と同じ衝撃受けるだろう。ヘラジカはアメリカ大陸にいる世界最大のシカだ。肩までの高さで3m近くあり、重さも1t近い。
アメリカでは毎年250人もの人がヘラジカにより命を落としている。これは凶暴なヘラジカに襲われた場合と車との事故をあわせたものだ。
海外では車の安全性をテストする際に”ヘラジカテスト”というものがある。ヘラジカと車が衝突した場合、ヘラジカの足が折れ、1t近い体が車の屋根にのしかかってくる。そのため海外の車は上からの衝撃にも強くないと販売できないのだ。
ヘラジカの攻撃は足の長さと体重を生かした踏みつけだ。これをさばいて背中に飛び乗ることができればまだ勝機はある。
13位 ジャガー 戦闘力680
機動性★★★★☆
パワー★★★☆☆
最大体高1.9m、最大体重160kg
ジャガーは南米ブラジル、アルゼンチンなどに生息するネコ科の動物である。ネコ科ではトラ、ライオンに次いで3番目の大きさを持っており、生息地では食物連鎖の頂点に君臨する。
体格に比べて頭が大きく、噛む力が非常に強い。このため、同じネコ科でもかなり変わった狩りの方法を取る。
トラやライオンなどは狩りの際、獲物ののどに噛みつき窒息死させる。ジャガーは強靭なあごの力を使い、相手の急所、主に側頭部をひと噛みして殺す。ひと噛みで殺すために身を潜め、気づかれないように接近する。まずはこの接近に気づくことができるかが勝負の分かれ目だろう。
ただ、ネコ科1,2位のライオン、トラに比べるとサイズ等の面で見劣りしてしまう。
12位 チベット犬 戦闘力1000
機動性★★★☆☆
パワー★★★☆☆
最大体高0.7m、最大体重100kg
世界で最強の犬との呼び声が高いチベット犬。正式名称はチベタン・マスティフ。大型で筋肉質な種類が多いマスティフ種の中でも特に大型で、毛の長さや質感も相まってライオンのような見た目をしている。
あのチンギス・ハーンが3万匹のチベタン・マスティフを連れて敵をせん滅していたようだ。
チベタンマスティフは世界最強の犬としても知られているが、最高額で売買された犬としても有名だ。
【3月19日 AFP】中国東部・浙江省で18日に行われた高級ペットの見本市で、超大型犬のチベタン・マスティフの幼犬が、1200万元(約2億円)で売却されたと、地元紙が報じた。犬の売却額としては、世界最高とみられる。
まさに最強の犬にふさわしい価格だ。
性格は気性が荒いが、忠誠心が強く飼い主になつく。番犬や猟犬にぴったりだ。外敵には容赦がないという特徴も持っている。
戦闘になったら、家主の友達のふりをして隙を突こう。
11位 イリエワニ 戦闘力1300
機動性★★★☆☆
パワー★★★★☆
最大体高7m、最大体重2t
みんなが怖いイメージを持っているワニ。その中でも最大になるのがこのイリエワニだ。
噛む力では動物界でトップに君臨しており、世界的な生物博士のブレディ・バー博士の計測では最高2268kgを叩きだした。というより噛み出した。人間の噛む力が約70kgほどなのでどれほど強いか分かるだろう。
小さいころ喧嘩をして噛みつかれた経験がある人なら70kgの痛さも体が覚えているはずだ。
さあらにワニは噛みつくだけでなく、とんでもない必殺技を持っている。それが”ワニトルネード”だ。※正式な名前は知らない。
獲物にかみついたまま体を回転させることで関節を引きちぎる技だ。これを食らったら強靭な野生動物も一瞬で肉片と化してしまう。
こんなワニにも弱点がある。噛む力が強い割に、口を開く力が極端に弱いのだ。イリエワニが口を開く強さは30kgほどしかない。人間が口に抱きつけばそれで開けないということだ。
口を開けないようにして鼻をふさげば窒息させることができる。上位の動物で唯一勝てる可能性が0ではない。
10位 グリズリー 戦闘力2500
機動性★★★☆☆
パワー★★★★☆
最大体長3m、最大体重1.1t
18位のツキノワグマの上位互換。体長は2倍、重さに至っては8倍もある。ハンターたちが名誉のために狙い続けるあこがれの対象がこのグリズリーだ。
日本のヒグマが最大で500kgほどなのでグリズリーの大きさは想像を超える。グリズリーのパンチ一発で人間の首はへし折れる。
だが、一瞬で死ねればまだいい方で、クマは獲物をきちんとしとめる前から内臓を食べ始める。
ロシアのカムチャッカ半島での事件が有名だ。父親と釣りに来ていたオルガさんが熊に襲われてしまった。食べられている最中に母親に電話したのだ。その後、救助隊が駆け付けたが無残な姿で発見された。
戦いは挑まないほうが無難だろう。
9位 ライオン 戦闘力2800
知能 ★★★☆☆
機動性★★★★★
パワー★★★☆☆
最大肩高2.3m、体重313kg
”百獣の王”と呼ばれているが意外と他の動物に負ける姿が動画に収められているライオン。そんな映像を見て「ライオンって弱いじゃん。」と見下しているそこの君は大きな間違いだ。
ライオンは集団でこそ真価を発揮する。チームプレーで自分の数倍もある相手を倒すのだ。だから1対1で負けたからと言って見下さないように。
動物園でまじかに見るとライオンの大きさに驚くだろう。
8位 アジア水牛 戦闘力4500
機動性★★☆☆☆
パワー★★★★☆
最大体長3m、体重1.2t
アジア水牛は東南アジアから中国まで広い地域に生息している。スイギュウの名の通り水に依存した生活様式を取っており、河川や沼などの湿った地域を好んで住んでいる。性格が温厚でおとなしいため家畜として飼われていることが多い。
特徴的なのは長さ1mにもなる角だ。この角だけでも30kgほどの重さがあるのでこれを振り回されると危険だ。
動きはそこまで速くないので戦闘になった場合はスピードでかく乱して一気にしとめよう。
7位 ホッキョクグマ 戦闘力5000
機動性★★★☆☆
パワー★★★★☆
最大体長3.4m、体重1t
ホッキョクグマと言えば人気格闘漫画『刃牙』の主人公範馬刃牙の父範馬勇次郎が素手で倒した動物だ。中二病を未だに引きずっている君は(勇次郎が素手で倒せたんだし、俺もいけるかも・・・。)なんて考えてしまうかもしれない。
あれはマンガだからできたことだ!
間違っても北極に戦いを挑みに行かないように。戦況を冷静に分析できる大人になってからでないと危険すぎる。ホッキョクグマの最大の特徴は熊なのに泳ぎまで得意なところだ。泳いで逃げても助からない。
ハンター×ハンターでゴンがヒソカからプレートを奪う際に利用したのが、獲物を狩る際の隙。ホッキョクグマも例にもれず、獲物を狩るときに隙ができる。氷の穴から好物のアザラシが顔を出すのをじっと待つことがある。この隙に後頭部に人類最強の武器踏みつけを食らわせられればあるいは・・・。
この辺りから拳銃一丁程度の武装でもまず勝てない
拳銃は対人間の為に開発されたもの。野生の動物にダメージを与えられるかは分からない。
6位 カバ 戦闘力6000
機動性★★★☆☆
パワー★★★★☆
最大体長4.2m、重さ4.5t
カバは少しおまぬけな顔をしていて、温厚そうに見える。動物園でも子供たちに大人気だ。
しかし、それは動物園だけでの話。実はアフリカ大陸で一番犠牲者が多い動物はカバだ。縄張り意識が強く、縄張りに入ってきた動物はライオンでもワニでも噛み殺す。カバのあごは150°まで開くことができ、大抵のものを噛むことができる。
水の中ではワニも恐れて近づかないというほどの強さを誇る。陸上に出ても、時速40kmで走る。
自分の縄張りを示すために糞を尻尾で撒き散らす習性があるので、うんこ臭い水辺には近づかないように。
5位 ベンガルトラ 戦闘力8000
機動性★★★★★
パワー★★★★☆
最大体長3m、重さ350kg
上位の動物と比較すると体重という点では見劣りするトラ。
しかし、ネコ科の動物は生まれながらの狩人であり、身体能力は他の追随を許さない。以前テレビで放送された衝撃映像の中にゾウに乗った人間に飛びかかるトラの映像があった。
他の動物ならゾウに襲いかかろうとしないが、トラは上に乗っている人間を狙って襲いかかったのだ。襲われた男性は一命は取り留めたものの大けがを負った。
トラの縞模様は動物園で見るのには可愛いが、森で出会ってしまった場合最強の迷彩に変わる。トラに気づかないうちに捕食されたということにもなりかねない。
↓どこに隠れているか分かるかな?
引用元:Caters News
4位 キリン 戦闘力8400
撮影者:Luca Galuzzi (Lucag)
機動性★★★★☆
パワー★★★☆☆
最大体高5.5m、重さ1.95t
キリンは細長くてパワーが無いとは思っていないだろうか。この間違いは早めに正しておいた方がいい。
スポーツ物理学の世界では今や常識となっているが、筋力は筋肉の”断面積×長さ”で大まかに決まる。キリンほどの長さがあればパワーは相当なものだろう。さらに、首や足を鞭のようにしならせて叩きつけてくる攻撃は普通の木なら真っ二つに折れてしまうほどの威力を秘めている。
ただ、その攻撃の際に失神してしまう場合があるのでキリンに勝つにはその隙を狙うしかない。
3位 サイ 戦闘力15000
機動性★★★★☆
パワー★★★★☆
最大体長4.2m、重さ3.8t
ライオンの分布する地域ではライオンの餌食と成り得ない動物はほとんどいないといってよい。 ノウサギ、ネズミ類、カメ、ワニ、ナマズ、バッタ、白アリ、シマウマ、アンテロープ類、スイギュウ、キリン、イノシシ類、カバ。ゾウとサイのみ別格で、成獣は稀にしか捕食されない。
引用元:野生の動物王国|羽仁進 ※1963年~1990年に放送されていたテレビ番組
専門家がこのように語るほどサイの戦闘力は高い。正面からの突進では普通の車を一撃で破壊するほど。弱点は視力が極めて低いことと正面への突進以外攻撃方法が無いことだ。サイと戦闘になった場合、横に回りこめば勝機は0.0000001%位は残るかもしれない。正面には絶対に立ってはいけない。のろまに見えるサイだが、最高速は時速50kmで走ることができる。
サイは生息地で数種類に分けられており、それぞれの戦闘力は以下の通り。
スマトラサイ(8200)< クロサイ(10000)< インドサイ(12000)< シロサイ(15000)
2位 ゾウ 戦闘力25000
機動性★★★☆☆
パワー★★★★★
最大体長7.5m、重さ10t
ゾウ対アリの戦いという比喩があるが、ゾウ対人間でも大して変わらない戦闘力を持つ。重さを使った踏みつけが最強の攻撃。これを食らったら例えライオンであっても一撃で死んでしまう。走る速さも人間では勝てない。オリンピック金メダリストのウサイン・ボルト氏でも最高速度が44.72km/hだが、ゾウは40km/hで長距離を走り抜く。
さらに、絵を描くなどの知能も持っており、仲間意識も強いため集団で襲ってくる可能性もある。怒ったゾウには近づかない方が賢明だろう。
現存のゾウは3種類で生息地や体の大きさが異なるがどれも最強クラスの強さだ。戦闘力で並べると、マルミミゾウ(16000)<インドゾウ(18000)< アフリカゾウ(25000)となる。
1位 シャチ 戦闘力53万
機動性★★★★★
パワー★★★★★
最大体長9.8m、重さ10t
知能、機動性、パワーを持った最強の動物。こいつが地上にいなくてよかった。いたとすれば他の生物はただの餌として狩られることになるだろう。時速60kmで泳ぎ、最大になると重さは10t近い。更には高い知能を使って集団で狩りをすることもできる。例えるなら時速60kmで走る肉食のアフリカゾウだろうか。
しかし、安心してほしい。水中だからこそこの体格で素早く動けるのだ。陸上に出れば重さで自滅するのを待つだけでいい。こちらが料理するまでもない。
ちなみに、最近では人間の黒人や白人のように亜種が見つかっており、食べるものや大きさによって分類できることが分かっている。
まとめ
どうだろうか。野生の動物たちの強さはインフレを起こしていることが分かっただろう。
自分がどれくらいの動物になら勝てるかを考えてみるのも面白いかもしれない。
体格は個人差があるので君と私も戦闘力は異なるだろう。格闘技をやっている人は人間の中では戦闘力は高くなる。しかし、格闘技も対人間の為に生みだされたもの。動物には全く効かないことを肝に銘じておこう。
強くなるにはどうすればいいか。食べることだ。ランキングを見ればわかる通り、例外を除き”重さ”が強さに直結する。みんなでおいしいものを食べて太りまくろう!
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