昔食べれば不老不死になると考えられていたものTOP3

昔の人が探し求めていた不老不死の薬。

と思われていたもの。を今回はまとめてみた。

伝説の生き物から、納得させられる物質までランクインしている。ぜひチェックしてみよう。

目次

人魚の肉


引用元:Mehgan Heaney-Grier

人魚の肉は不老不死の効果があると昔から言われており、多くの人がこの肉を求めていた。人魚の肉に不死の効果があるというのは『八百比丘尼』という尼さんの伝説が元になっている。

若挟国(福井県)の漁村で魚の肉を盗み食いした女性が10代の姿のまま800歳まで生き続けたというものだ。この時食べたのが魚ではなく人魚の肉だった。という話だ。

この伝説ができた当時、日本では多くの人魚の伝説がまことしやかに語られていた。最古の伝説は推古天皇の時代に書かれた日本書紀に記述がある。1254年の『古今著聞集』では「かしらは人のやうにてありながら、歯はこまかにて魚にたがはず、口さしいでて猿ににたりけり」と人魚の見た目にまで言及してある。

『竹取物語』でかぐや姫が帝に残していった不老不死の薬とうのもこの人魚の肉だったのではないかと言われている。人魚の伝説は世界中に残っている。もしかしたらどこかで人魚の肉を食べて不老不死になった人がいるのかもしれない。

ミイラ


引用元:ゆんフリー素材

ミイラ【木乃伊】とは人間・動物の死体を乾かして、もとのままに近い形で残したもの。語源は防腐剤として使われた樹脂ミルラから来ている。(引用元:ミイラ通の書)

不老不死の効果があると信じられていたのは動物のミイラではなく、人間のミイラだ。粉末にして飲めば万病に効き、不老不死になれると信じられていた。

この伝説はミイラが有名なエジプト周辺だけで語られていたわけではない。遠く離れた日本にもこの伝説は伝わっていた。

2000年11月8日の朝日新聞に、江戸時代に代々通訳を務めていた家で見つかった古文書から、ミイラの輸入記録が見つかったという記事が載っていた。ミイラをわざわざ輸入するのは不死の作用を聞きつけた大名が欲しがったためらしい。

アラブ各国では魚などのミイラの置物が露店で売られているので不死になりたい人は買ってみてもいいかもしれない。※質の悪い店で購入すると、完全に乾燥しておらず激臭を放つ可能性もあるので注意した方がいい。

水銀

最近水銀温度計を全く見ることが無くなったので今の子供たちには馴染みがないかもしれない。水銀は常温で液体の金属だ。普通に手に入る金属でこのような性質を持っているものは他にないので、昔の人にとってはとても珍しかったのだろう。世界中で水銀の研究が盛んだった。

中世ヨーロッパでは水銀と硫黄の化合物である硫化水銀(辰砂)から『賢者の石』ができると考えられていた。この賢者の石の効果で鉄などの普通の金属が金に変わる『錬金術』を起こすことができるとされていた。

一方、中国では辰砂から不老不死の薬『仙丹』を作ることができると信じられていた。これは錬金術にちなんで『錬丹術』と呼ばれている。このため、中国では始皇帝をはじめ多くの皇帝が水銀を飲み、水俣病に似た症状に苦しみながら死んでいった。

日本でも水銀に関する記録は数多くある。『魏志倭人伝』には邪馬台国でも水銀が取れていたことが書かれている。日本では水銀は木の防腐剤として用いられた。多くの神社の鳥居が朱色なのも、水銀(辰砂)が赤い色をしているためだ。

大昔は不老不死の薬と考えられていた水銀だが、奈良時代近辺からは金メッキに使用されるようになった。『東大寺大仏記』によれば、奈良の大仏を作るのに水銀5万8620両(約50トン)、金1万446両(約9トン)を用いているそうだ。この大量使用によって、奈良には極めて甚大な水銀公害(水俣病)が発生した。これを祟りだと考えたのですぐに平安京に遷都したようだ。

まとめ

今も昔も不老不死に憧れる気持ちは変わらないようだ。

現代ならネットですぐに検索ができるのでこのような間違いは侵さない。しかし当時の人々は自分の目と耳が頼りだった。

そのため、このような間違いが世界各地で起こったのだろう。

将来不老不死の薬が見つかることはあるのだろうか?

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