不老不死の生物などいないというのが昔は定説だったが、最近になって不老不死の生物が続々と見つかっている。
人類の永遠のテーマ『不老不死』を求めて実験を行った人が数多くいる。その実験が科学的な根拠に基づいたものもあれば全く根拠がないものまである。
今回はそんな実験を行っていた人たちを紹介しよう。
3、クレオパトラ
クレオパトラと言えば、世界三大美女の1人に数えられる。
それだけ美しければ、その美貌を永遠にとどめたいと思うのも不思議ではない。
クレオパトラが不老不死の薬と信じていたのは、『胡麻』。今でも薬味として使われているあのゴマである。ゴマは他の植物と異なり、つぶすといい香りがする。これが、特別な力をもつものと誤認させた原因である。
当時は、ごまを食用としてだけではなく、医療、灯油、化粧品としても用いてた。
2、秦の始皇帝
引用元:ゆんフリー素材
秦の始皇帝は中国4000年の歴史の中で一番最初の皇帝だ。この皇帝は初めて中国大陸を統一した優秀な頭脳を持っていた。その頭脳がゆえに自分の命を脅かすことになった。
基本的に莫大な権力を手に入れた人はその権力を長く続かせたいと強く思うようになる。始皇帝も例外ではなく、自分の権力を長く維持したいという強い願望が彼を支配した。
権力を失わないためにはどうすればいいか。自分が死ななければこの権力は無くならないと考えた始皇帝は不老不死の薬を探すようになる。世界中から不老不死の薬と言われているものが集まってくるがどれも効果がない偽物ばかり。
そんな時にある部下が持ってきたものは他の物質にはありえない特徴を持っていた。明らかに金属のような光沢をもっているのに液体なのだ。
こんなに不思議なものなら不老不死の薬に違いないと思った始皇帝はこの液体を飲み続けた。しかし、これのせいで彼はすぐに死んでしまうことになる。この液体は『水銀』だったのだ。
これは当時の書物にも記されており、その当時は本当に不老不死の薬であると信じられていたようだ。始皇帝の墓である『秦始皇帝陵及び兵馬俑』の始皇帝が埋葬されていたと考えられている場所は他の場所より明らかに水銀の濃度が高い場所があるようだ。
文武天皇
引用元:道成寺ホームページ
文武天皇(もんむてんのう)と言われて何を思い浮かべるだろうか?文武天皇は竹取物語で、かぐや姫に求婚する帝のことだ。
竹取物語のあらすじを知らない人のために説明しておく。
昔、竹取の翁(おきな)という男がいました。ある日、翁は竹林の中で、金色に光る不思議な竹を見つけます。それを切ってみると、美しい小さな女の子がいました。
翁はその子を連れて帰り、夫婦で育てることにしました。3カ月ほどでその子はとても美しい大人の女性に成長し「なよ竹のかぐや姫」と名付けられました。かぐや姫の美しさはあっという間に噂になり、求婚者が続出します。
特に熱心に求婚し諦めない5人に、かぐや姫は言い伝えでしか聞いたことのない宝物を持ってくるよう難題を要求します。5人の求婚者たちの中には、探すふりをして偽物を作って持ってくる者、怪我をする者、中には命を落とす者もいて、誰一人持ってこられる人は、いませんでした。
かぐや姫の噂は帝にも届き、かぐや姫に会いたいと願いますが、かぐや姫は会うのを拒否しました。
その後、帝とかぐや姫は和歌を詠み合うなど手紙で文通するようになります。3年の月日が経過した8月のある日、かぐや姫は自分は月の人間であり、十五日にはお迎えが来て月に帰られければならないと言います。
かぐや姫は、別れ際に手紙と天の羽衣と不死の薬を帝に送り、月へ帰っていきました。
帝は手紙を読んで悲しみ、かぐや姫がいないのに不死の薬などあっても仕方がないと詠み、薬と手紙を天にもっとも近い山・駿河の山で燃やしました。
後にその山は「不死の山」と呼ばれるようになったのでした。
(引用元:わのこころ.com)
この話にも出てくるようにこの当時の人々は不死の薬がどこかに存在しており、まだ見つかっていないだけだという思いがあったことがうかがえる。
このエピソードから富士山(不死山)という名前が付いたのはあまりにも有名だ。
まとめ
意外としっかり文献が残っているエピソードが見つからなかったので今回は3人だけの紹介になってしまった。
現在はDNAや脳移植が不老不死のカギになるとして研究されている。しかし、もしかしたら飲むだけで不死になる物質が世界のどこかにあるかもしれない・・・。