自分が行きたい大学に合格したい。けど、3年の夏までは部活もあるし、恋愛もしたい。勉強時間は帰宅部の人たちのようにはとれない。
この矛盾を解決するためには勉強の効率を上げるしかない。
かといって、やみくもに勉強をしても、あまり良くない参考書を使っていては効果があまり出ないということに。
勉強を始める前にまずは良書=いい参考書を見つけることがとにかく大事。
そこで世間で難関大学に合格した人の中で、特に運動部でも頑張っていた人が使っていた参考書を3つ紹介しよう。
※今回紹介するのは理系でも文系でも必須科目の英国数のものだ。
ゴロ565
国語の配点は現代文が半分で、古文漢文はそれぞれ4分の1ずつしかない。そんな配点が少ない分野の癖に、覚えることが非常に多いのだ。
特に、単語の覚えにくさといったらない。これは本当に日本語で書かれているのかと疑ってしまうくらい馴染みが無い言葉たち。
これを一発で覚えるにはゴロが一番いい。
この『ゴロゴ』はその名の通り565個の単語が収録されている。全ての単語にゴロが書いてあり、しかも丁寧に全てに挿絵まで付いている。このちょっと気の抜けたような絵がまた頭に残りやすく、ゴロを忘れてしまっていても、絵だけを覚えていてそこからゴロを思い出すということもしばしば。
特に下ネタ系のゴロは秀逸で、受験が終わって10年近くたった今でも頭に染み付いている。『お~竿30cmはめったにない。』
古文は嫌いという人はこのゴロゴで単語を覚えることから始めてみよう!そうすれば長文でも意味が分かる単語が出てきて苦じゃなくなってくるぞ!
速読英単語
必修編
速読英単語は大学受験の鉄板参考書とも言われる最高傑作。この単語帳を丸暗記できるまで読み込めば、大学受験で出現頻度が高い3500語のうち2500語が網羅されている。私も受験生の頃は30周ほどは読み込んだ。単語・イディオム・長文速読訓練の3つを同時にこなすことができる一石三鳥な参考書だ。
この単語帳のは左側に英語の長文、右側に日本語訳が載っている。まずは、意味が分からない単語が出てきても最後まで読む。その後に意味を調べる。という風にしよう。
さらに、この単語帳のいい所は全て長文の中で使用されているという点だ。これで、単語の意味だけでなく、イディオムが自然と頭に入ってくる。
関関同立レベルなら必修編だけで十分対応できる。
上級編
さらに難易度が高い大学を目指している人はこの上級編までやってみよう。ここまでやれば、試験の時に単語で困るということは確実に無くなる。ここまでやると、大学受験で出現頻度が高い単語の97%を網羅することができる。
①未知の単語の推測法
②新しく学習する単語を用いた英文と単語
③②の英文解説
④多義語ベスト100
⑤分野別英単語
⑥②の単語を用いた例文集
これらの力を更に養いたい時は上級編もやってみよう。
チャート式
黄色チャート
黄色チャートは分厚くてやる気が出にくい参考書No.1。けど、半分は解答集なのでご安心を。
数学の基礎固め、センター試験対策、はこれでばっちり!早慶以外の私立文系ならこの黄色チャートで十二分に対応できる。1冊を3周もすれば数学の基本的な時方はマスターできたと公言していい。
オススメの使用方法としては、何も見ずに解けた場合は○、途中までなら△、全くダメだったら×をつけて、2周目は△、×だけをやるようにすれば時間も短縮できる。
ただ、難関国立大学の理系や医学部を受験するつもりの人にはちょっと物足りない内容だ。そんな人には下の青チャートシリーズをオススメする。
青チャート
難関国立大学、早慶などの難関私立、医学部などこの青チャートの内容を完璧に理解できれば合格範囲内に入ることができる。東大理三に入った私の友人は数学の勉強は青チャートしかやっていないと公言していた。
そこまでは無理だとしても、すべての分野を余すことなく網羅できるので、理系難関大学を狙っている人は難問を勉強するよりも青チャートを完ぺきに仕上げよう。