ホラーゲームはゲーム全般を通してプレイヤーを怖がらせてくる。
その中でも特にトラウマ急に怖いシーンというものが存在している。
今回はホラーゲームの中で一番怖いシーンをランキング形式で紹介していこう。
5位 ロッカールーム
学校であった怖い話
スーパーファミコン
学校であった怖い話はスーパーファミコンで発売されたホラーゲーム。
新聞部の7人で取り壊される旧校舎の七不思議を調べていくというストーリー。かまいたちの夜などに代表されるノベル系ホラーゲームだ。部員たちが1人ずつ怖い話をしていくことで進行していく。話を聞く順番などで展開が変わっていき、BAD ENDを迎えるパターンもある。
部室に若い男女が集まっているのにこの暗い雰囲気。こいつらは恋愛には興味が無いのだろうか?
登場人物は実写で描かれており、なんか怖い。
その中でもロッカールームの話には一瞬心臓を止められることになる。淡々と怖い話が進行していく中、背景がロッカールームに変わる。
唐突に出てくるのがこの画像。
どう考えても悪意しか感じられない。
1人で夜プレイしていた私は少しチビッたことは秘密だ。
何でもない廊下
バイオハザード無印
プレイステーション
バイオハザードと言えば、ホラーゲームの金字塔と言っても過言ではないほど絶大な人気を誇っている。
感染すると1度死亡し、人肉を求めてさまよい歩くゾンビとなって甦る「Tウイルス」によって街がパニックになるというストーリーだ。
プレイステーションをプレイする上でイライラするロード時間を、ドアをあけたり階段を登るする演出にして、上手く恐怖を煽ってくる。
2以降は色々な武器を使ってゾンビを倒していく爽快感が出てきている。それはそれで楽しいのだが、純粋な恐怖という意味では無印がダントツ。
何の変哲もない廊下を普通に進んでいると、突然窓ガラスを割ってゾンビい犬が襲ってくるのだ。
犬ゾンビの倒しにくさもあるが、BGMも無い静かな場面でガシャンという窓ガラスが割れる音と急なゾンビ犬の登場に心臓が破裂しそうになること間違いなし。
さらに、この演出が序盤に行われたことで、この後に登場する全ての廊下で「また出てくるかも…」という恐怖心を植え付けられてしまう。
3位 浴室
クロックタワー
スーパーファミコン
孤児院で育ったジェニファーは裕福な人物から養子に引き取られる。その屋敷で待っていたのは謎の連続殺人鬼『シザーマン』だった。というのが大まかなストーリー。
シザーマンから逃げつつ、謎を解いて進んでいく。主人公に指示を出すには三人称視点でカーソルで指示を出さなければならない。
これが原因で操作性が非常に悪く、自分が動かしたいように主人公を動かすには多少慣れが必要だ。
さらに、ほとんどBGMが使われておらず、足音やドアの音、何かが落ちる音がしっかりと聞こえる。これが恐怖感をあおる演出となっている。主人公以外の足音がした時にはすでに…
特に、ゲーム内で初めてシザーマンに追われる「浴室」は誰もが手に汗を握ることになる。
浴室であることをすると、いきなりシザーマンのどアップが表示され、追いかけられる。
まだ操作に慣れていない状態でシザーマンに追われる恐怖は群を抜いて怖い。
2位 孤島 実験施設
バイオハザード4
プレイステーション2
バイオハザード4は大人気バイオシリーズの第6作目。
4以前は固定視点でのプレイだったが、4からはプレイヤーの背中側からの視点になった。銃の種類、弾薬の数も豊富になりFPSゲームに似たゲーム性になった。そのため、出てくる敵の数もかなり増え、バッタバッタと敵を倒していくのは爽快だ。
だが、その爽快さも孤島の実験施設ではあまり感じられなくなる。
ここに出てくる敵「リヘナラドール」はバイオハザードに出てくる敵の中でトップクラスの気持ち悪さと、倒し方の難しさからトラウマになってしまう人が続出。
同じ部屋にいると遠くから「ヒッヒヒッヒグゥー・・・」という気持ち悪いうめき声が聞こえてくる。その恐怖に打ち勝って進んでみると襲ってくるのはこいつだ。
他の敵キャラは走ったり、斧や鎌を投げつけてきたり、様々な攻撃を仕掛けてくる。一方リヘナラドールはゆっくりと近づいてくる。
ある一定の距離まで近づくといきなりとびかかってくる。
銃で倒そうとしてもほとんどダメージを与えられない。手や足を破壊することができても少し時間が経つと気持ち悪い動きで再生する。
どうやって倒すかは実際にプレイして確認してみよう。
1位 工事現場の警察官
サイレン
プレイステーション2
サイレンはPS2で発売されたかなり古いホラーゲームだ。主人公は1人ではなく、何人もの人を操作して色々なストーリーをクリアしていく。
バイオハザードなどのゲームと違い、主人公はただの一般人。脚は遅いし、攻撃力も低い、銃を扱える人も少なく、扱えたとしても弾数が少ない。
そのため、基本戦術は隠れることと逃げること。
このようなゲームはいくつかあるのだが、サイレンには独自のシステムが導入されている。
敵の感覚を「ジャック」できるのだ。
敵が見ている視界、聞いている音をたよりに、その敵がどんな武器を持っていてどんな動きをしているか予測をしてから行動するのだ。
その敵の視界に銃が写っている時などは、5回は死ぬことを覚悟しないといけない。
その中でも、一番怖いのが一番最初のステージである、「駐在警官からの逃亡」だ。
操作性も分からず、敵の行動を分析するのもへたくそな状態でいきなり銃を乱射してくる狂った警官の前に放り出されることになる。
このステージは工事現場で、プレハブが1つだけある。
この中のアイテムを取って外にある”あれ”を使ってクリアをするのだが、怖すぎてプレハブから出られなくなったという人が多いのではないだろうか?
ストーリーを進めていけばもっと難しいステージはたくさんあるが、何もわからない状態のこのステージが一番怖い。
百聞は一見に如かず。どれくらい怖いかは実際にプレイしてみて欲しい。