あまりにも理不尽。激ムズ昭和レトロゲームトップ10【難易度鬼畜】

昭和、平成、令和。

ゲーム機本体のスペックは格段に進化しているはずだが、難易度はスペックには比例しないようだ。

今回は昭和のレトロゲームの中から、鬼畜難易度のゲームを紹介していこう。

 

10位 スペランカー

発売年:1985年
発売元;アイレム
機種:ファミコン
ジャンル:アクション

アメリカで発売されたPCゲームのファミコン移植版。
ゲーム史上最も虚弱体質な主人公として有名な作品。

探検家を操作して洞窟の最深部を目指すのだが、とにかく死にやすい。
敵との接触はもちろんのこと、僅かな高低差からの落下もダメ。主人公と同じ高さですら命を落とすため、リフトからの飛び降りもできない。

アイテムの爆弾やフラッシュも自分に当たれば死ぬ。
極めつけは石。石につまずいただけでダメなのである。

ロープからロープへのジャンプも普通に難しい。
慣れないうちは、ロープを掴みそこねてそのまま転落死を迎えることだろう。

9位 CRUISE CHASER BLASSTY

発売年:1986年
発売元:スクウェア
機種:PC98、PC88、X1
ジャンル:RPG

PCゲームメーカー時代のスクウェアから発売されたSF系RPG。
戦闘メカのメカニックデザインと戦闘アニメーションのセル画は、サンライズが協力している。

本作は3Dダンジョンなのだが、とにかく迷いやすい。
自分が今どこにいるのか分からなくなり、そのまま迷子になってしまう。

この当時の3Dダンジョンは、ダンジョン内のマップを表示する機能がなく、紙とペンを使って自分の手でマップを書いて攻略していた
舞台も塔や洞窟などで、部屋や通路があるのが当たり前であった。

一方本作は、小惑星帯で囲われた1マップ20✕20マスの宇宙空間が舞台。
部分的にある小惑星帯(壁)を頼りに、自分の座標表示すらない状態でマップを探索しなくてはならない(裏技で出現)。
目印が殆どないため肝心のマッピングすらままならないのである。

さらに難易度に拍車をかけるのが、探索中のエネルギー消費、燃料のシステムを取り入れていること。
道に迷って拠点に戻れず、燃料切れになってゲームオーバーになるのがザラであった。

8位 CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE

発売年:1987年
発売元:東宝
機種:ファミコン
ジャンル:アクション

あだち充の野球ラブコメ漫画『タッチ』を題材にした作品。
ゲームの目的は行方不明になった10匹の子犬探し。
居住区と瓜二つの異世界を舞台に、達也、和也、南の3人が街を駆け回るというもの。

とにかくマップが広くて迷いやすい。
1ステージ1匹ではなく、街全体を表した広大なマップに子犬が10匹隠されている。
一部を除き、各エリアの移動は自由。当然地図という便利なものは存在せず、背景の使い回しも相まって自分が今どの地点にいるのか分からなくなる。

また、画面に表示された達也と和也の二人を切り替えながら操作するのだが(2P協力プレイも可)、操作していない側も敵との接触で体力が減っていく。
画面内に出てくる敵の数も多く、操作してない方が敵に囲まれてることもある。

特に厄介なのがヒロイン南の存在。
南はNPC扱いだが、敵との当たり判定がある。
敵と接触するとその場で泣き出し、達也と和也の体力が減らされる。
南にも気を配らなくてはならず、はっきり言って邪魔以外なにものでもないのである。

7位 コンボイの謎

発売年:1986年
発売元:タカラ
機種:ファミコン
ジャンル:アクションシューティング

変形メカ「トランスフォーマー」を題材にした作品。
アニメの1stシーズン、映画、2ndシーズンが舞台の全10ステージを攻略していく。

敵の攻撃がとにかく激しい。敵の撃つ弾も小さくて見えづらく、知らぬ間に被弾していることもある。
1度でも被弾したらダメなため、残機がみるみる減って即ゲームオーバーにされてしまう(無限コンテニューあり)。

ステージ9の無限ループも厄介なことで有名。
700通り近くもあるルートの中から正解のルートを導き出さなくてはならず、進めるのに多大な労力を要する。

6位 闘将!!拉麺男 炸裂超人一〇二芸

発売年:1988年
発売元:バンダイ
機種:ファミコン
ジャンル:アクションアドベンチャー

ゆでたまご原作の漫画「闘将!!拉麺男(たたかえラーメンマン)」を題材にした作品。
原作をベースにゲームオリジナルの展開が追加されている。

アドベンチャーパートは、クォータービューのRPGのようなマップを移動して探索を行う。
このマップが異常に広くて大変。最初から行けるエリアが多いため、どこでなにをするべきか分からずに手詰まりになる。
村人からの情報収集も何も得られず、ほぼ無意味。ノーヒントで広大なマップを歩いて調べなければならない

敵とのバトルは2D対戦格闘タイプ。パンチ、キック、ガードを使い、相手の体力を0にすれば勝利できる。
この敵もかなり強くて難しい。なれないうちはザコ敵すら苦戦して体力をガッツリ減らされてしまう。
主な回復方法は、歩行中による自然回復。ただし、この回復スピードがとても遅いため、基本ノーダメで倒していくのが理想である。

中には極悪な耐久力を持つボスも登場する。
攻撃を当てても微量しか減らせず、そのしぶとさに思わずため息と嫌気さすことは間違いない。

5位 カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄

発売年:1988年
発売元:ビック東海
機種:ファミコン
ジャンル:アクション

当時放送されていた人気クイズバラエティの出演者だった子役のカケフくんを主人公に起用した作品。
その作品タイトル通り「スピード」で地獄を味わう。

横スクロールアクションなのだが、とにかくトップスピードのコントロールが難しい。
ローからトップまでの時間が短く、十字キーの右を押し続ければ一瞬で最高速度に到達。その速度が尋常ではない。
あまりの速さに敵と衝突して残機を失うこと間違いなし。

うまく調整しながら進めればクリアできないこともないが、本作はクリア時間によるマルチエンディングを採用している。
グッドエンディングを見るためには3時間以内にクリアしなくてはならず、のんびり進めることはできない
また、最高速度状態のジャンプじゃないと進めない場所もあったりして正直ツラい。

常に「スピード」が求められる作品。
もちろん「ジャンプ」も全然天国ではなく、むしろ地獄。水面ジャンプもタイミングが地味に難しい。
グッドエンディングを目指すには、一度普通にクリアして敵の配置を完全に覚え、反射神経で乗り越えるしかない。

4位 ミシシッピー殺人事件

発売年:1986年
発売元:ジャレコ
機種:ファミコン
ジャンル:アドベンチャー

海外で発売されたPCタイトルのファミコン移植版。

豪華客船で起こった殺人事件を推理するミステリー作品なのだが、とにかくゲームオーバーになることで有名。
ナイフや落とし穴など船内には様々な罠が仕掛けられており、またたく間に主人公が殺人事件の被害者となる。

また、罠によるゲームオーバー以外にも、進行不能で詰むことも多い。
ゲームの進行に必要な「証言」を容疑者ひとりにつき3つまでメモとして保存できるのだが、証言は二度と訊くことができない。
当然事件に関係ない証言も混じっており、重要な証言を取り忘れると詰んで最初からやり直しとなる

特に酷いのが、オリジナル版にはあったセーブ機能の廃止。
「最初からやり直し」が難易度に拍車をかけている。

3位 たけしの挑戦状

発売年:1986年
発売元:タイトー
機種:ファミコン
ジャンル:アクションアドベンチャー

ビートたけし監修の作品。
攻略情報がないとクリアできない伝説のクソゲーとして有名である。

物語の主人公はごく普通の平社員。
まずは会社に退職届けを出すことから始まるのだが、初見プレイヤーはそれを知らずに別の選択肢を選んだり、そのままスルーして初っ端から躓く。

当時のファミコン作品にしては選択肢と自由度がとても高い。自由度は高いがエンディングまでの道筋は1つのみ
ゲーム内で得られるヒントが殆どないため、自由度の高さゆえのフラグ立て忘れて詰んだり、別ルートに進んでゲームオーバーになる。

これ以外にもⅡコントローラーのマイク機能を使ったカラオケ、ハンググライダーの横スクロールシューティングなどの超難関ポイントもあり、多くのプレイヤーに挫折を味あわせた。

面倒なパスワード方式だが、セーブ機能があるのがせめてもの救いである。

2位 ロマンシア

発売年:1986年
発売元:日本ファルコム
機種:PC98、PC88、MSX、X1
ジャンル:アクションアドベンチャー

日本ファルコムの人気シリーズ「ドラゴンスレイヤー」の3作目。
弟が治める国に王女が誘拐され、謎の病に侵された王国ロマンシア。
偶然行き着いた主人公が、真相を解明して王女を救出するという物語である。

本作の難しい点は"詰み"が多いことだろう。謎解きのヒントが殆どないのはあたりまえ。
触れてはいけない、入ってはいけない、希少アイテムを使い切るなど様々な詰みポイントが存在し、進行不能に陥ってしまう。
意地悪な…いや悪質な仕掛けが多すぎるのである。

終盤の地下迷宮、ラスダンの地下帝国もアクションゲームとして難しく、特に地下迷宮はえげつない広さを誇る。
もちろんここにも罠が潜んでおり、あるアイテムを持ってくるのを忘れるとクリアできなくなる。

本作にはセーブ機能が存在しない。
裏技によるコンテニューはあるのだが、これはあくまでもアクション部分で失敗したときの救済処置。詰んでしまったあとでは意味がない。

セーブがないため、進行不能になるたびに「最初からやり直し」する羽目になり、物語が進むほどプレイヤーを絶望へと追いやった。
その喪失感たるや、これまで紹介した作品の比ではない。

1位 星をみるひと

発売年:1987年
発売元:ホット・ビィ
機種:ファミコン
ジャンル:RPG

コンピューターに管理された世界を舞台に、サイキッカーの少年たちが真実を解き明かすSF系RPG。
理不尽極まりない極悪難易度で有名で、ただ普通にクリアしただけでゲーム雑誌に掲載されたほどである。

ゲーム内で得られる情報がない、ほぼノーヒントなのは、まだまだ序の口。
肝心の最初の村がマップに表示されていない。物語を進めても、町からフィールドに出ると別の場所に戻されている。

序盤から敵が異様に強く、コマンドキャンセルもできないため、判断を謝るとすぐ全滅する。
装備とダメージ判定の設計ミスによってザコ敵を倒すのも一苦労。
しかも、運が悪いと序盤で、中盤~終盤クラスの敵が出現することがある。
それなのに「逃げる」のコマンドが存在しない。

パスワードの文字数が多く、ひらがな、カタカナ、特殊記号を使うので、とても複雑で間違いやすい。
苦労して再開しても、レベルと所持金の減少、一部アイテムの消失、移動系の超能力(魔法)の行き先がすべてリセットされた状態で、最初の村からのスタートする。
まさに鬼畜の所業と呼べる難易度である。

何より、移動速度の遅さがプレイヤーのイライラを加速させる。
Switchでも遊べるようだが、さすがに移動速度は2倍にされているようだ。

 

まとめ

ファミコン時代の鬼畜ゲームを有名どころからマイナーなところまで一通り紹介してみた。

Switchで遊べる作品もあるので、一度は遊んでみてはどうだろうか。