男性が思っている、女性が勘違いしてる美容に関する事実5選【沖縄に住むと6歳若返る!?】

「1kg痩せた。」「コラーゲン食べたからお肌にいい。」「紫外線は全て防がないと。」

本当にそうだろうか。

男性は化学に興味を持つことが多いためある程度の基礎知識があり、「ん?」と思うことも多々ある。

そんな男性たちが「ん?」と思っている美容に関する事実を見てみよう。


目次

紫外線

紫外線を気にしていない女子は現代社会ではいないだろう。どこに行ってもUVカット、美白という単語が溢れている。それだけ現代の女子達が紫外線対策に力を入れているという証拠だろう。

しかし、紫外線とは何か、どんな働きをしているかを正確には知らずに、メディアに踊らされている人が多過ぎると感じるのは私だけだろうか。紫外線とは何かという話までするととてつもなく長くなってしまうため、ここでは紫外線の働きだけを紹介しよう。紫外線は私たちが生きていく上で必要な働きをしている。

  • ビタミンD生成
  • 殺菌効果
  • ストレス解消

このようなプラスの効果も持っているので紫外線=悪という凝り固まった頭を一度リセットした方がいい。浴び過ぎた場合はもちろん悪影響がある。そんな時は以下の3点を行えば大丈夫だ。

  • 浴びた患部をタオルで冷やす
  • 保湿
  • ビタミンCを体内から摂り入れる

この3つを行えば紫外線の悪影響を限りなく0に近付けることができ、恩恵だけを受けることができる。

除菌

何かと言うと、抗菌、除菌。今の日本人は世界でもトップクラスに菌を気にしている。日本人の平均が潔癖症寄りになってきているのかもしれない。

確かに、雑菌により健康を害することはとても多い。しかし、人間にとって菌が全くいない状態にしてしまうのは菌が多いことよりも悪いことなのだ。生物は進化の過程で『免疫』というとても優秀な防御システムを手に入れている。このシステムは外敵(菌やウイルス)に接触することで初めて獲得できる。そのため、菌に触れない生活をしていると、防御システムが全くない無防備な状態が出来上がってしまう。

除菌、殺菌をやりすぎてしまうと免疫力が弱く、風を引きやすい体になってしまうのだ。何事もやり過ぎはよくない。

コラーゲン

コラーゲンほど女性からいい印象を持たれている栄養素も無いだろう。化粧品に入っていたり、お鍋に入れたり。まず、コラーゲンがタンパク質の一種だということも知らない人が多いのではないだろうか。

タンパク質は吸収される際に「タンパク質→ペプチド→アミノ酸」という順番で分解される。アミノ酸まで分解しないと人間の体は吸収できないのだ。つまり、コラーゲンを食べてもアミノ酸として色々な材料として使われるため、肌を奇麗に作り替える作用にだけ効果があるわけではないのだ。わざわざコラーゲンを食べなくても普通の食事をしていれば肌を作り替えるためのアミノ酸は摂取できている。

「食べるコラーゲンだけじゃなくて、直接塗るタイプもあるし。」という人もいるかもしれないのでそちらの解説も。皮膚に直接塗った場合はどうなのか。結論から言うと、皮膚から吸収されることは無い。なぜか。

物質の大きさを考える上で『分子量』という考え方がある。単純に分子量が大きい方が大きい物質と考えていい(例外はあるが)。皮膚は人間を外側から守るバリアの役割をしている。細菌の侵入や水分の排出を防いだり、色々な物質の通過を制限しているのだ。このバリアは分子量500以上のものを通さないようにできている。

一方、コラーゲンの分子量は大体10万ほど。これは物質としてはかなり大きい方で、水だと18ほどしかない。どう考えてもコラーゲンが皮膚のバリアを通過できるはずが無いのだ。例えるならバスケットボールをザルに通そうとしているようなもの。練っても意味が無いことがまる分かりだ。

 

体重

女性が気にすることランキング第一位を長年獲得し続ける『体重』。これからも一位の座を譲ることはしばらくなさそうだ。

しかし、男性は女性の体重を知らない人が多い。女性目線で言い換えると、『身長175cmの男性はどれくらいの体重』なのか知らないのと同じだ。

女性の研究者が少ないことから分かるように、基本的に数字が苦手な人が多い。なのに、体重に関しては男性よりも数字にこだわる人が多いのが不思議だ。男性が体を絞る時は体重よりも見た目を気にする。

体重が軽くても太って見えては元も子もない。見た目を良くするのに大切な指標は体重よりも体脂肪率だ。自分の家の体重計に体脂肪計の機能が付いていない人は体脂肪計の機能が付いたものに変えた方がいいだろう。

筋トレ

『筋トレすると腕や脚が太くなってしまうからしない。』この言葉を一度でも言ったことがある女性は少なくないだろう。これを聞いて男性がどんなふうに考えているか知っているだろうか?

「そんなに簡単に太くなったら苦労しないよ。」口には出さないがこんなことを思っている。

女性が想像している”筋トレをしている人”は極端だ。『筋トレをしている人』=『ボディービルダーのように筋トレを職業にしている人』を想像している。毎日きちんとメニューを組んできつくて投げ出したくなるような練習をした上に、自分が好きな食事を食べずに栄養管理を完ぺきにこなしてやっとビルダーのレベルになれる。さらに、太くなるには骨格も重要で、マッチョになりたくてもなれない男性までいる。筋肉をつけるための骨格という点では女性の方が圧倒的に筋肉が太くなりにくい。女性はマッチョではなくメリハリのきいた奇麗な体つきになりやすいのだ。

さらに海外では細いけど筋肉が無く脂肪だらけの体の人を『skinny fat(スキニーファット)=痩せデブ』と呼んでバカにすることもある。これは体型をバカにしているのではなく、運動という努力をせずに痩せようとしている自堕落な考え方をバカにしているのだ。

太くなることを恐れずにガンガン筋トレをして基礎代謝を上げて奇麗に痩せよう!

まとめ

こんなこと知ってるよ!ということばっかりだっただろうか?

知らなかったことが一つでもあったなら、あなたの役に立てて幸いだ。

しかし、知っただけではなにも意味が無い。この知識を生活に役立てよう!

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