『G』、『黒い彗星』、『アンストッパブル』、『大先輩』…etc.
色々な隠語で呼ばれている誰もが嫌いなゴキブリさん。ゴキブリという単語を聞いただけでも鳥肌が立ってしまう。そんなゴキブリ恐怖症の人も数多くいるはずだ。何を隠そうこの私もゴキブリ(以降G)が出現したら友達に処理してもらう臆病者だ。
他人に頼らないと生きていけない弱者。自分の城を守れない兵士。
「こんなレッテルを張られたまま生きていくのは辛すぎる・・・。Gを一人で退治できずに何が大人だ。一人で戦い抜く力を身につけたものだけが大人の仲間入りできるのだ!」
心機一転、Gとの直接対決を心に決めたが、素手で戦う技術と心は一朝一夕では身に付かない。そこで、人間の唯一にして最強の武器である『頭脳』が生み出した兵器を使って戦うことにした。
今回は自分の城を脅かす外敵を簡単に排除することができる心強い仲間たちを紹介しよう。
予備知識
まず知っておかないといけないのは、一言でG駆除といっても色々な種類の道具があることだ。目的や使用方法によって大まかに3つのタイプに分けることができる。
- 散布タイプ
- 設置タイプ
- スプレータイプ
基本的にこの3種類の中から自分の目的にあったものを選ぶことになる。『全滅』させるにはどのタイプがいいのだろうか。
3位 スプレータイプ
「直接対決も辞さない。」「貴様の動きは読めている!」
こんな人にお勧めなのがこのスプレータイプ。他の2種類に比べGとの距離が近く、反撃を食らう可能性がある。しかし、自分の目で死亡したことを確認できるという安心感はある。何かの映画で、『スキルが高い暗殺者ほど対象に近づいて確実に殺す』というセリフを聞いたことがある。対G上級者になったという自負があるならばこのスプレー式に挑戦しよう。
スプレー式を細かく分類すると冷却タイプ、殺虫タイプ、凝固タイプに分けることができる。
デメリットは以下の3つだ。
- Gに近づかないといけない。
- 料理中に使ってしまうと食べ物が危ない。
- スプレーした場所がべとべとする。
対G上級者でなくとも出くわすことがある可能性がある人は手元に一本あると安心だ。ただし、他の2種類と違い出くわした一匹にしか効果がない、ただの応急処置だということは頭に入れておこう。
2位 設置タイプ
「ここを通った気配が残っている…!」「貴様がいるところはお見通しだ!」
こんな人にお勧めなのが毒を含んだ餌を設置する設置タイプだ。敵の通り道、アジトが分かっていればそこに設置すればいい。あとは毒がまわって死ぬのを待つだけだ。さらに、最近の毒餌はアジトに戻って死んだGも毒へと変貌させるという悪魔のような特徴を持たせてある。これで家中のGを全滅させる可能性を秘めている。
デメリットは以下の2つだ。
- 窓の近くに設置できない。(Gを引き寄せる成分が入っているので外から入ってくる可能性アリ・・・)
- きちんとした場所に設置しないと効果が出にくい。
散布するタイプに比べデメリットが少ないし、致命的なものも少ない。このタイプが一番使いやすいだろう。
1位 散布タイプ
「見えなくても気配を感じる…!」「何を犠牲にしてもいいから全滅させたい!」
こんな人にお勧めなのがこのタイプ。細かい霧状の殺虫成分を部屋中に散布し、家の中にいるGを一網打尽にできる。部屋の広さに合わせた大きさの商品を選ぶことで狭い部屋から広い部屋まで対応できる。卵までは駆除することができないが、卵が孵った頃にもう一度散布すると、文字通り全滅させることができる。
デメリットは以下の4つだ。
- 散布する間は外出しないといけない。
- 散布後も窓を開けて換気をしないといけない。
- 霧状の殺虫成分が家具に付着すると、べたついたり壊れたりするのでビニール袋で覆わないといけない。
- 部屋に戻って来た時に、部屋中にGの死骸が転がっているかもしれない。
これらのデメリットを上回るメリットがある。それは、自分の部屋に確実にGがいなくなることだ。これで安息の地が出来上がる。
まとめ
今回は家中のGを一掃したい人向けのランキングだったため、このような順位になったが、目的が違えばお勧めの道具も変わってくる。
それぞれのタイプ別のランキングも用意しているのでそちらも読んでG対策を完ぺきにしよう!