最も人を殺している動物ランキングTOP15

世界で一番人間を襲っている動物は何なのか。

日本限定だとスズメバチ、熊、イノシシ当たりが上位に入ってくるだろう。

海外旅行をする際に気をつけた方がいい動物たちをランキング形式で紹介していこう。単位は1年間で被害を受けて死亡した人数だ。

以外にも動物自体の強さに比例しない結果となった。1、2位は意外な動物がランクインしているので是非見ていってくれ。単純に動物の強さを知りたい人はこっちも読んでみよう。>>>>>最強の動物ランキング


15位 オオカミ 10人

オオカミは北半球に広く分布する大型の犬科の動物だ。大きな個体になると肩までの高さが1m近くになり、体重も80kgを超える。さらに恐ろしいのが、この大型の犬が複数で襲ってくることだ。狩りの際の動きも連携が取れており、狙われたらまず逃げられない。

しかし、オオカミは基本的に人を襲うことは少なく年間10人の被害で収まっている。なぜ人を襲わないのか?という疑問に対しては、『犬科の動物は大昔に人間と生活したことがある種の子孫であることが多いため、遺伝子レベルで人間をターゲットとしないようになっている。』ということだ。

14位 サメ 10人

夏になるとニュースでサーファーがサメに襲われて死亡したという事故が報道される。更に、映画『ジョーズ』が放送されたり、サメ特集の番組が放送されたりもする。このおかげで”サメは人をたくさん殺している”というイメージを植えつけられているが、実際は1年間に10人ほどしか死亡には至っていない。(手足を失うなどの被害はもっと多いが・・・)

だからと言って、安全な可愛い生き物というわけではないので海で見かけたらじっとしてやり過ごそう。特に襲われやすいのはサーファーだ。ボードに乗って浮いている姿が水中からみるとアザラシオットセイに見えるため間違えて襲うことが多いようだ。

 

13位 ライオン 100人

ネコ科で最大級の大きさを誇るライオン。基本的に人を襲うことは少ないのだが、一度でも人間を食べてしまうと味をしめて何度も襲うようになってしまう。

1898年に起こったライオンによる最大級の獣害。2頭のライオンが工事で来ていた作業員を次々と襲い、9ヶ月もの間工事現場や周辺を徘徊し、少なくとも30人以上の人間が食い殺された。

引用元:ツァボの人食いライオン

味を占めたために2カ月で30人も襲ったという事件。2足歩行の動物を見慣れていないライオンにとって人間は奇妙に見えるため進んで襲うことは無いようだ。しかし、危害を加えたり、あまりにも空腹の場合は別だ。なりふり構わず襲ってくるだろう。この100人の犠牲者はそのようなライオンに襲われたようだ。

12位 ゾウ 100人

陸上動物No.1の強さを誇るゾウが13位にランクイン。ゾウは基本的に温厚な性格で好んで人間を襲ったりすることは少ない。しかし、子供を連れている母親に遭遇すると襲ってくることもある。

また、ゾウは知能が高く、人間の顔を覚えることができるという報告もある。闇ルートで高く売れる”象牙”を狙って密猟を行う悪人がごく少数ながらいるので、仲間を殺されて人間に恨みを持ってしまうゾウもいるようだ。そのような過去を持ったゾウが村を襲い壊滅させたという事件も起きている。

11位 カバ 500人

カバは丸い体系と愛くるしい表情で動物園で人気がある動物だが、野生の世界では凶暴なことで知られている。アフリカのサバンナで野生動物を見るツアーのガイドの中では『ライオンなどはいいが、カバだけには近寄るな。』というのが当たり前のように言われている。

カバは水辺に生息しており、縄張りをアピールするために尻尾で糞を撒き散らす。このことからも分かる通り、非常に縄張り意識が強い動物なのだ。この中に入ってきた場合、ワニやライオンにも遅いかかる。顎は180度近くまで開き、太いナイフのような派手噛み殺す。

人間が襲われるのは知らずにこの縄張りに入ってしまった場合がほとんどだ。カバの生息域では水辺に不用意に近づかないようにしよう。


10位 ワニ 1000人

恐竜が誕生する前からほぼ姿を変えずに生き残っているとされているワニは適応能力が高く、世界中に生息している。イリエワニなどの種は海水でも生息できるため実は海での被害もかなり多い。特にオーストラリアのダーウィンにあるビーチでは毎年多数の事故が起きている。

ワニは水辺での狩りを得意としており、鼻と目だけを水面から出して、音もたてずに近づいてくる。その後は噛みつかれ、水に引きずり込まれて引きちぎられる・・・。ワニが生息している地域では水辺に近づかないようにしよう。

9位 サナダムシ 2000人

サナダムシと言えば、腸内に寄生する巨大な寄生虫で、ダイエットに使われるほど安全なやつだ。実際にこの巨大なサナダムシはほとんど症状がなく、虫下しという薬を使えば簡単に駆除することができる。

毎年2000人も殺しているのはサナダムシの種類の中でも『有鉤条虫』と呼ばれるもので、本来は人間に寄生する種ではない者たちだ。このような種が人間に寄生すると、居心地がいい場所がないため色々な部位に移動してしまう。肝臓に寄生して破壊したり、最悪の場合はに寄生し死に至らしめる。

本来寄生虫は規制する対象である宿主を殺すようなことはしない。そんなことをしてしまうと自分も死んでしまうからだ。そのため本来の宿主以外に寄生した場合に重篤な症状をもたらしてしまうのだ。

北海道に生息しているキタキツネにはこの危険なサナダムシの一種である『エキノコックス』がいるため、野生のキタキツネには触らない方がいいだろう。

8位 回虫 2500人

回虫は白い糸のような寄生虫だ。基本的に動物の腸内に寄生し、栄養分をほんの少し奪うだけの害がない生物だ。

様々な哺乳類に寄生する種があり、もちろんヒトに寄生するものもいる。重大な被害が起こるのは元々ヒトに寄生する種ではないものが入ってきてしまった場合だ。その場合は腸から出ていき肝臓、肺、果てはにまで寄生し重篤な症状が出てしまう。さらに腸内で大量に産卵し、腸が詰まる『腸閉塞』といった症状も出てくる。

この種で有名なのはイカや魚に寄生している『アニサキス』だ。アニサキスが体内に入ると胃の壁を食い破り、猛烈な腹痛が起こる。

イカを生で食べるときにイカそうめんにして細く切り、飾り包丁を入れるのはこのアニサキスを切断して駆除するためだ。

7位 淡水産巻貝 10000人

一時期話題になった外来種、『ジャンボタニシ』。これがなぜ話題になったかというと、危険な寄生虫を持っているからだ。巻貝が持っている寄生虫は『住血吸虫』という。この住血吸虫は名前の通り血液の中に寄生し繁殖していく。住血吸虫による死者はアフリカだけで年間25万人ほどとされているが、巻貝による感染かは分からない。

住血吸虫に寄生されると、腎臓などに慢性的な炎症が起こり、最悪の場合は腎臓がんにより死亡してしまう。実は、住血吸虫自体が悪さをしているわけではなく、産んだ卵に対して宿主が過剰な免疫反応を起こし強い炎症が起きてしまう。特に日本に生息している『日本住血吸虫』は一日3000個もの卵を産むため激しい症状が起きてしまう。

感染経路はなんと、寄生虫がいる水に触れるだけで寄生されてしまうため、淡水巻貝がいる池などでは絶対に泳いではいけない。

6位 サシガメ 10000人

著作者:Photo by (c)Tomo.Yun

カメといわれると爬虫類の甲羅がある方を想像してしまうが、サシガメは中南米に生息している昆虫だ。口の部分に針のようなものが付いておりこれを使って吸血する。サシガメの中には『トリパノソーマ』という寄生虫がいる場合があり、吸血の際に人間の体内に入ってしまう。これに感染をすると『シャーガス病』という病気にかかってしまう。

シャーガス病に感染すると、初めの1カ月は高熱が続き、その後症状は消える。しかし完治したわけではない。10年~20年の間何の症状も出ない潜伏期間に入る。その後にたどる経過は以下の3つ。

  1. 消化器官が異常な肥大を起こす。
  2. 心筋炎を起こしてしまう。(心臓が破裂する場合もある)
  3. 潜伏期間同様なにも起こらない。が、突然心疾患により死亡する場合もある。

この3つの経過で死亡する確率は約50%だ。シャーガス病で死にたくない場合はサシガメに刺されないことが一番の対策と言える。

5位 ツェツェバエ 10000人


引用元:digitaltrends.com

ツェツェバエはアフリカのサハラ以南30カ国以上に生息している吸血性のハエ。こいつも体内で『トリパノソーマ』という寄生虫を体内で飼っている。しかし、サシガメに寄生している種とは違う種類なので症状が異なるこちらも吸血される際に感染する。この寄生虫に感染すると『アフリカ睡眠病』という恐ろしい病気を発症してしまう。

この病気にかかるとまず、頭痛・発熱・関節痛などの症状が出る。その後トリパノソーマが脳に侵入してしまうと、錯乱・躁鬱状態・睡眠の昼夜逆転の症状が出た後昏睡し死に至る。脳に入った後に治療しても深刻な後遺症が出る場合が多く、その前に治療しなければならない。

ワクチンは無いため、ツェツェバエの生息域では刺されないようにするしかない。

4位 犬 25000人

犬からの被害がこれだけ多いことに驚いた人もいるかと思うが、これは直接犬にかまれて死亡したもの以外も含まれている。特に原因として多いのは噛まれたことによって感染する『狂犬病』によるものが多い。

狂犬病は中枢神経を好んで感染し、中枢神経を中心に破壊していく。そのため、症状は重く、『水を極端に怖がる』『強直性痙攣』等が出てくる。発症した場合の致死率はほぼ100%という驚異的な数値だ。発症した後に回復したのは1例しか報告されておらず、予防するしか防ぐ方法は無い。

日本では飼い犬に狂犬病のワクチンを接種することが義務付けられているため安全だが、発展途上国では犬に近寄らないことが一番だ。飼い犬であっても狂犬病ウイルスに感染している可能性も高い。

3位 ヘビ 50000人

ヘビと一括りに書いたが、アナコンダなどの大型のヘビによる被害は少なく、被害はほとんどが毒ヘビの””によるものだ。特に猛毒を持っている『クサリヘビ科』のヘビによる被害が多い。日本でも毒蛇による死亡事故が少ないながらも発生しており、この事故もクサリヘビ科である『ハブ』・『マムシ』によるものがほとんどだ。

世界では人間の生活圏と毒蛇の生息域が重なっている地域が数多くあり、民家の庭や公園などで咬まれる事故が多い。長靴やブーツの中にヘビが入っている可能性がある知己では履く前に必ず中を確認するようだ。このような環境に住んでいる人が多数いるため年間5万人もの死者を出してしまっている。

毒の強さで上位にランキングする種の毒は凄まじく、噛まれて15分で死亡してしまう種までいる。北アメリカからアルゼンチンにかけて生息している『カイサカ』というヘビは咬まれた人の傷口を洗っていた人が次の日死亡してしまうという事故まで起きている。※洗っていた人の指先に傷があったため。

2位 人間 475000人

日本に住んでいると今もどこかで戦争が起こっているという現実を実感することができない。しかし、今も多数の地域で紛争が起こっている。

  • 2001年~(継続) – パキスタン紛争
  • 2003年~(継続) – ダルフール紛争
  • 2004年~(継続) – サリン紛争
  • 2004年~(継続) – タイ紛争
  • 2004年~(継続) – ワジリスタン紛争
  • 2011年~(継続) – シリア内戦
  • 2012年~(継続) – マリ北部紛争
  • 2014年〜(継続) – 2014年ウクライナ内戦

引用元:戦争一覧|ウィキペディア(Wikipedia)

2017年11月現在まで継続中の戦争だけでもこれだけの数がある。この戦争が原因で死亡している人が年間50万人近くもいるということを忘れてはいけない。

1位 蚊 725000人

蚊と言われて納得した人は『マラリア』を知っている人だろう。蚊は吸血する際に麻酔として唾液を注入する。この唾液の中にマラリアの原因である『マラリア原虫』が含まれていると感染してしまう。
マラリア原虫はまず肝臓内で増殖し、次に血中に移動して赤血球内で増殖する。その時に赤血球を破壊してしまうため貧血などの症状が出る。症状が重いと脳マラリアによる意識障害や腎不全などを起こし死亡する。

全世界では熱帯、亜熱帯、温帯を中心に年間2億人が感染し、うち70万人が死亡している。(地球の総人口が75億人ほどなのでかなりの割合で感染していることが分かる。)

マラリアはこれだけの犠牲者を出しているので恐ろしい病気のように感じるが、予防も治療も可能だ。これだけ死亡者数が多いのは、熱帯、亜熱帯には発展途上国が多く、医療が発達していないためである。

まとめ

いかがだったろうか。

上位2種は言われると納得してしまった人が多いのではないだろうか。

このランキングを見て、日本は安全だとつくづく思った。ランキングに入った動物の中には日本に生息しているものもいるが、気を付けていれば避けられる奴らばかりだ。

海外旅行に行く際は予防接種をしっかり受けてから行こうと肝に銘じた。

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