ヨッシーアイランドと言えば、2018年現在で25~35歳くらいまでが子供の頃にはまったゲームの一つだろう。このゲームが発売されるまではスーパーマリオの脇役としての登場しかなかったが、このゲームでは大活躍。逆にマリオが赤ちゃんになって背中に乗っているだけ。
いろんな色の可愛いヨッシーが活躍する柔らかい雰囲気のグラフィックだが、ステージ自体の難易度は意外と高い。タイムリーに小学生時代にやっていた人たちにとっては共感できるポイントではないだろうか。
そこで今回はヨッシーアイランドで難易度が高いステージをランキング形式で紹介しよう。
10位 5-4『びっぐけめくじのとりで』
『けめくじ』は毛の生えたなめくじの敵キャラ。ボスがなめくじなだけあって、このステージに登場する敵キャラもネバネバべとべとした奴が多い。
このステージは非常に長い上に最初の中間ポイントまでたどり着くのも難しい。
特にけめくじをうまく活用して難易度を上げてきているのはさすがというところか。絶妙なタイミングで天井からヨッシーめがけて落ちてくるけめくじ。(毛が生えたナメクジの感触ってどんな感じなのか気になるのは私だけだろうか。)
9位 6-4『ビッグカチカチの とりで』
私が一番好きなボス『ビッグカチカチ』が出てくるステージ。ビッグカチカチを何度も倒すためにクリアして消してを繰り返していた。
このステージの難所は溶岩で埋め尽くされているエリア。溶岩に浮いている丸太に乗って進むのだが、丸太が非常に小さいうえに左右に揺れている。(溶岩に浮いても燃えない丸太の材質が気になるところ・・・)
他にも各所にぐるぐる回る火柱や何をやっても倒せないカチカチが出てくる。難所を乗り越えてボスまでたどり着ければ楽しい時間が待っている。ぜひクリアしてみよう。
8位 5-3『つるつる こおりのせかい』
足場が氷でつるつる滑りまくるステージ。
後半は難易度高めのスキーで進む場所もあり、そんじょそこらのアスレチックステージよりも難易度は格段に高い。ちなみに私は寒そうなステージは嫌いなのでこのステージとの相性はさらに悪い。つるつる滑る床にイライラさせられ、最後はスピードによるミスを誘うという2段構え。
前半はツルツルで滑って落下、ツルツルでいらついて操作が雑になって落下。基本的に死亡原因は落下。
後半はスキーでの移動になるので反射神経が足りなくて落下してしまう。
唯一癒されるのがペンギンがかわいいことだ。
7位 6-5『すご~くなが~い どうくつ』
『自動スクロール』はだれが得するシステムなのか?ということを開発者側に小一時間問い詰めたくなるステージ。
名前の通り、非常に時間がかかる。前半、後半に自動スクロールでゆっくり進むことを強要される。しかも、クソ長い前半の自動スクロールをクリアするまで中間セーブポイントが無いため、失敗してしまうと目も当てられない。
最初のうちは慎重に進むことができるのだが、時間がたつにつれゆっくりとしたスクロールにイライラしてくる。このイライラが命取り。大体の場合、イライラして冷静さを欠いたプレイをした時に死亡してしまう。
精神力を鍛えたい人にはうってつけのステージだ。
6位 4-S『だっしゅつふかのう?めいろ』
このステージはクリアの難易度というよりも謎解きの要素が強いステージ。クリアの手順を間違ってしまうと振り出しに戻されてしまう。
木箱を使ってクリアするステージと呼んでもいいくらい木箱を使用する場面が多い。また、動きが良く分からなくなってしまうモグラヨッシーに変身するところも多く、かなりイライラさせられる。
さらに、ただの背景だと思っていたあるモノに入ることができる。これに気づけない人は一生脱出不可能なステージだ。
5位 6-S『おしろ けっさくしゅう?』
ヨッシーアイランドの集大成といってもいい6面の裏ステージ。最後の面の裏ステージということで難易度激高を想像していたら拍子抜け。
前半は上下トゲに挟まれていたり、連続でリフトを飛び移ったりと難易度は高めだが、後半はどちらかというとボーナスステージのような構成になっている。
それでも、全てのステージの中では難易度が高めではある。しかし、最後の裏ステージで超難しいステージを期待していたプレイヤー達からは批判があったのだろう。GBA版では秘密ステージが追加された。
4位 2-S『いそげ!!ドキドキスイッチ』
初見でこのステージをクリアできた人はいない。(断言)
このステージの足場はほぼ全てが時間制限があるドキドキスイッチで構成されている。常に時間との戦いを強いられる。しかし、何度かやっていると、クリアの仕方はある程度把握することはできる。
この順位にランクインした要因はステージ最後の赤リフトの部分があったから。ここは○○が△△してからじゃないとクリアできないのだが、これは実際にプレイして確認してみて欲しい。
初見ではクリアできない(断言)の意味が分かるはず。
3位 1-S『このバカイヌといわないで』
バカ犬とは言わないでと言われましても・・・
なぜここまで難しいステージを1面に持ってきたのか。理解ができない。製作者の遊び心が行き過ぎたようなステージだ。この犬の名前はポチ。他のステージなら優秀なお助けキャラになってくれる。あのアホ面だけどどこか可愛らしいポチが何でこんなことに。
このステージは基本的に地面が溶岩で覆われており、触れたらOUT。また、自動スクロールステージなので、モタモタしていると死亡してしまう。そのため、ずっとポチの上に乗って移動することになるのだが、これがまた曲者。ポチはヨッシーが向いている方向にダッシュし続けるのでずっと前を向いているとスクロールが追い付かずに落ちてしまう。
さらに、何箇所かポチから降りてまた飛び乗るポイントがあるが、そこでポチがどこかに行ってしまい死亡すると「このバカ犬!」と叫んでしまうのは避けられない。
2位 3-S『もうやめて!おさるさ~ん!』
ステージ自体は短いが、おさるさんの凶悪さが存分に出ているステージだ。何をするときもおさるさんが常に邪魔をしてくる。
何が難易度を格段に上げているのかというと、おさるさんが多用してくるスイカの種が背景に同化して非常に見えにくくなっていることだ。しかも、おさるさんは知能が高く、適当にスイカの種を飛ばしたりはしない。しっかり、ヨッシーに当たる位置に移動してから飛ばしてくる。
機動性抜群で性格が非常に悪いおさるさんのせいで難易度超絶級のためかは分からないが、このステージは赤コインが21枚ある。1枚取り逃しても満点をとれるようになっている。
このステージをプレイした後に簡単なステージでおさるさんをいじめたという人も多いのでは?
1位 5-S『カメックの ふくしゅう!』
カメックにそこまで悪い印象を持っていなかった人でも、このステージをプレイすれば必ず殺意が湧いてくるという不思議なステージ。とにかくカメックが常に邪魔してくる。
カメックが何度もヨッシーめがけて飛んでくるといううざい行動をしてくる。仲がいい友達でもこれをずっとやられると手が出るしまうかも。普通のヨッシーでプレイするだけなら何とかなるが、『カメックのふくしゅう!』ではヘリコプターになったり、スキーで滑ったりするところもある。とくにヘリコプターになって進む場所ではミットくんも同時に出てくるのでイライラは最高潮に達する。
このステージで満点を取ることができれば孫の代まで自慢していいレベル。
まとめ
こうやって並べてみると、やはり隠しステージの難易度が高い。1位~6位まで全て隠しステージだ。
このゲームは普通にクリアするだけなら、多少難易度が高いゲームで済むのだが、隠しステージを出すには全てのステージで満点を取らないければならないため、難易度は鬼畜級となる。
もし、スーパーファミコンが押し入れに残っている人は是非もう一度プレイしてみよう。
・・・やりたくなってきた。