どのスポーツが一番身体能力が高いのか。
これはスポーツをやっている人なら一度は考えたことがあるのではないだろうか。
身体能力といっても強靭さ、筋力、敏捷性、持久力、柔軟性など様々だ。
物理学を学んだ人からすれば当たり前のことかもしれないが、重いものが速く動くというのは人が考えているよりもはるかに難しい。アリが自分の体重の400倍の物を引っ張ることができるというのはあの小ささだから出来ること。アリが物を持ち上げるよりもゾウが立っていることの方が物理学的には難しいとされている。
ということで今回は、重さ、強靭さと人間が練習をしても身につけにくい瞬発力、敏捷性を高く評価してランキングを作成した。
5位 サッカー
サッカーは世界で最も人気があるスポーツだ。
広いコートを90分間走りぬく持久力と瞬間的なダッシュ力、前後左右への切り替えしなど求められる身体能力が多い。現代のサッカー選手は以前に比べ体重を増やして当たりを強くするためにウエイトトレーニングを取り入れている。
しかし、他のスポーツに比べてコートが広いため、力でこじ開ける必要性が必然的に少なくなる。そのため、平均身長、平均体重が劣ってしまう。
デカくて強いのは当たり前、小さくて速いのも当たり前。
デカくて速い。
これこそ身体能力が高い選ばれた人間の特徴だ。
そのため5位にランクイン。
4位 ボクシング(ヘビー級)
ボクシングはスピート、パンチ力、持久力を兼ね備えていなければならない。この時点でかなりの身体能力を要求されることは当然なのだが、その中でもヘビー級は別格だ。
軽量級が速く、持久力があるのは当然なのだが、その上ヘビー級は体重が重くないといけない。この相反した身体能力を持っていないといけないためランクインした。
ただ、急激な切り返しなどのアクロバティックな動きが必要無いためこの順位になった。
3位 アメフト
アメフト最高峰のリーグNFLと言えば『超人オリンピック』と呼ばれるほど身体能力がずば抜けた選手がそろっている。もちろんポジションによって求められる身体能力は異なる。しかし、どのポジションでもその道の超一流の身体能力が無いとNFLには入れない。
ありえないようなスピードで走り、軽量級の俊敏さで切り返すことができるランニングバックというポジションの選手でさえ体重が100kg近くある選手ばかりだ。
重さと速さという2つの相反した能力が必要ということで3位にランクインした。ただ、上位のバスケと比べると身長とジャンプ力、持久力が必要ではないという点で3位にランクインした。
2位 バスケ
バスケットボール最高峰のリーグNBAは超人たちが想像すらできないことをやってのける。身長2mで100kgを超えた選手が1m以上もジャンプする。
アメリカの4大スポーツである、野球・アメフト・バスケ・ホッケーの中で平均身長と平均体重は最大となっている。
もちろん、大きくて重いだけではNBAには入れない。その上に急激な方向転換、ジャンプができないと話にならない。
2019年になり、日本人もNBAに挑戦しているが、身体能力という点で黒人、白人に劣るため活躍できていないのが現状だ。(唯一活躍している八村塁選手も黒人と日本人のハーフ)
重さと速さに加えて身長とジャンプ力、持久力が必要なため2位にランクイン。
1位 陸上(100m)
この競技だけは凡人がいくら練習してもある一定以上には到達できない。日本人で規格外だといわれている選手でも黒人の身体能力の前では足元にも及ばない。
アメフトで一番足が速かった選手が100mのメダリストに勝負を挑んで完敗したというのは有名な話だ。
地球で一番速いヒト。
この称号を得られるのは陸上100mの金メダリスト以外あり得ないため堂々の1位。
まとめ
このランキングを見て反論がある人もいるかもしれない。
だが、今回は重さ、速さを高く評価したランキングとなっているのでご了承願いたい。
小さくて速いのは当たり前、大きくて強いのは当たり前。
大きくて速いのは難しい。