可愛い生き物を見ると、興味が湧きませんか?
近づいて触ってみたくなる人も少なくないはずです。
実は、見た目は可愛くても中には凶暴だったり毒を持っている生き物もいます。
今回は見た目は可愛くても危険な生き物をランキング形式にしてみました。
10位 スカンク
スカンクは北アメリカから中央アメリカ、南アメリカにかけて生息しています。
体長は40~68㎝、体重は0.5~3㎏ほどです。
スカンクは肛門にある「肛門嚢」という場所から悪臭のする分泌液を噴射します。
スカンクは、この悪臭のする分泌液を4~5m離れている相手にも命中させることができます。
分泌液は、のたうち回るほどの悪臭で、皮膚に付くと取り除くのは困難といわれています。
9位 スローロリス
スローロリスはバングラデシュ、ベトナム、ジャワ島などに生息しているサルの仲間です。
体長は27~38㎝、体重は0.4~2㎏ほどです。
大きな目と小さな耳、尻尾は退化しているのが特徴です。
スローロリスは毒を持っています。
上腕腺から分泌される分泌液を口に入れて、唾液と合わせることによって毒素を作ります。
小動物を死に至らせることもできるほどの毒です。
8位 モウドクフキヤガエル
モウドクフキヤガエルは体長5~6㎝のコロンビアに分布する小さなカエルです。
全身が鮮やかな黄色で、黒い瞳が特徴的で可愛いです。
「モウドク」と名前がついているだけあり、バトラコトキシンという神経毒を持っています。
7位 カモノハシ
カモノハシはオーストラリアに分布している、くちばしと水かきがある哺乳類です。
体長は約40~60㎝、体重は1~3㎏ほどです。
カモノハシはオスの後ろ肢の蹴爪に毒を持っています。
その毒は小動物も殺すことができる強さです。
6位 アライグマ
アライグマは「あらいぐまラスカル」で有名になった動物です。
体長は40~60㎝、体重は20㎏にまでなるものもいます。
日本では、可愛らしい見た目から、ペットとして流行っている時期がありました。
しかし、凶暴で、非常に気性が荒く攻撃的です。
そのため、飼育放棄され、今では「特定外来生物」に指定されています。
5位 カツオノエボシ
カツオノエボシは太平洋、大西洋、インド洋に広く分布しているヒドロ虫が集まって形成されている群体です。
見た目はクラゲのようで、鮮やかな青色が綺麗で特徴的です。
別名「電気クラゲ」といわれています。猛毒を持っており、刺されると電気ショックを受けたような痛みを受けます。
人の死亡例もあります。
4位 アリクイ
アリクイは中南米の森林、草原地帯に分布しています。
頭は長く、口先が小さいです。
長い舌でエサのアリやシロアリを付着させて飲み込むのが特徴です。
動物園でも可愛い姿をみることができます。
見た目はおっとりしてそうですが、アリクイは長さ10㎝ほどの鋭い爪を持っています。
その爪に襲われて人が死んでいる例もあります。
3位 ビーバー
ビーバーは、アメリカやヨーロッパの湖、池、沼などに湿地に生息しているネズミの仲間です。
体長は80~120㎝、体重は11~30㎏ほどです。
見た目は可愛いビーバーですが、縄張り意識が強く、侵入者には攻撃してきます。
人を襲って死に至らせた例もあります。
2位 ヒョウアザラシ
ヒョウアザラシは南極大陸に分布しているアザラシです。
体長は2.8~3.6m、体重は300~500㎏です。
天敵はほとんどおらず、ペンギンやオットセイの子供を狩ってエサにしています。
人間を襲った例もあります。
1位 シャチ
水族館でも可愛い姿を見せてくれるシャチ。
世界中の海に生息し、地中海やアラビア海にも生息しています。
体長は5.8~6.7m、体重はオス場合だと3000~5000㎏、メスの場合は1000~3000㎏です。
ホオジロザメより強く、シロクマの天敵といわれるほど、自然界では天敵は存在しないほど最強の存在です。
まとめ
見た目は可愛くても、人を死に至らしめることもできる生き物がたくさんいました。
可愛くても、むやみに近づいたり、触ったりしないようにしましょう。