クセが強い変な生き物ランキング

動かない鳥、裸のネズミ、性別を変えられる魚。

この世には変な生き物がたくさんいることをご存じでしょうか。

今回は変な生き物をランキング形式でまとめてみました。

目次

10位 ハシビロコウ

ハシビロコウはペリカン目ハシビロコウ科の鳥類です。

体長は110~140㎝、体重は4~7㎏です。

アフリカ中央部、南スーダンからザンビアにかけての湿地に分布しています。

ハシビロコウの特徴は、とにかく動かないことです。

石像のように固まって動きません。

何時間も動かない鳥ということで世間に知れ渡りました。

ハシビロコウが動かないのは、エサの肺魚を狩るためです。

肺魚が数時間ごとに呼吸をするために水面にあがってきたことろを狩るのです。

なので、ハシビロコウも何時間も動かずにいられるようになりました。

動いているところを見られるほうが珍しいでしょう。

9位 ロクロクビオトシブミ


『引用元:karapaia』

ロクロクビオトシブミとは、ゾウムシの仲間です。

「ロクロクビ」という名前が付いているだけあり、首が異常に細長く、頭と体が離れすぎています。

首が長いのがオスで、メスは首が短いです。

首が長いほうがメスにモテるため、このような姿に進化してきたという説があります。

8位 カエルアンコウ

カエルアンコウはアンコウ目カエルアンコウ科の魚です。

彼らは魚なのに泳げない魚です。

その代わり、海底を前脚のような胸ビレを使って歩き回っています。

7位 ハダカデバネズミ

ハダカデバネズミは、エチオピア、ケニアなどに分布しているネズミです。

体長10~13cm、体重は9~69gの小さなネズミです。

名前の通り、毛が生えておらず、全身ピンクの皮膚が見えています。

その見た目も特徴的ですが、彼らの生活も変わっています。

ハダカデバネズミは穴の中で20~30匹程度の群れで暮らしています。

その群れの中では、女王ネズミ、繁殖ネズミ、働きネズミと階級が存在しているのです。

アリやハチと同じように真社会性と呼ばれる高度な社会生活を営んでいます。

6位 ホシバナモグラ

ホシバナモグラはアメリカ北東部やカナダ東部の湿地に住んでいます。

体重は50gほどで、穴を掘って暮らしています。

ホシバナモグラの特徴は、奇妙な鼻です。

星形のような、タコの足のような突起が付いています。

ホシバナモグラは、目が見えていない代わりに鼻が発達して、この奇妙な鼻が様々な情報を収集しているのです。

5位 ジェレヌク


『引用元:By Aaron Logan, CC BY 1.0, via Wikimedia Commons』

ジェレヌクは偶蹄目ウシ科の哺乳類です。

エチオピアからタンザニアまでのアフリカ東部に分布しています。

乾燥した草原や半砂漠に生息しています。

四肢と首が著しく細長く、小さなキリンのような見た目をしています。

耳が大きく、顔がとても小さいところも印象的です。

肩高90~105㎝、体重35~50㎏です。

ジェレヌクの特徴は、後ろ肢2本で立ってエサを食べるところです。

2本足で立ちながら、高さ2メートルぐらいにある葉をむしって食べます。

その姿はなんとも不思議な光景です。

4位 アカウアカリ

アカウアカリは南米に生息している小型のサルです。

体長は36~57㎝、体重は2~3㎏程度です。

アカウアカリの特徴は毛のない頭に真っ赤な顔です。

その顔はあまりにも赤いので酔っぱらっている人間のようです。

しかし、アカウアカリは顔が赤ければ赤いほど健康な個体という証拠です。

3位 カクレクマノミ

カクレクマノミは、映画「ファインディング・ニモ」で有名になったオレンジ色の体色と白のストライプが綺麗な魚です。

彼らの特徴は性転換をすることです。

クマノミはオスとメスのペアを中心として複数匹の群れで生活しています。

体が大きい個体がメス、その次に大きい個体がオス、他の小さい個体はオスでもメスでもない性成熟していない個体なのです。

体が大きいメスの個体がいなくなると、オスだった個体がメスに性転換します。

そして、性成熟個体の中で体の大きな個体がオスになります。

そうしてペアが出来上がっていくのです。

2位 コモリガエル


『引用元:Dein Freund der Baum, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons』

コモリガエルとは、アマゾン川流域を中心として南米北部の熱帯域に分布しており、川の中に生息しているカエルです。

体長は15㎝ほどと大型のカエルです。

口は大きく、目はあるのかないのかわからないほど目立たず、舌がありません。

また、押しつぶされたような平べったい体型をしています。

見た目も変わっているコモリガエルですが、子育て方法も変わっています。

メスは、卵を自分の背中の皮膚組織内に埋め込み、卵が孵化し、オタマジャクシになり、カエルになるまで背中の中で子供を育てます。

背中に子供が埋め込まれているのは、なかなか異様な光景です。

1位 ダイオウグソクムシ

ダイオウグソクムシはメキシコ湾、西大西洋の深海に生息している甲殻類の一種です。体長は20~40㎝、体重は1㎏以上になります。

寿命は50年ほどです。

彼らの特徴は、大型の割に小食で飢餓に強いところです。

羽鳥水族館で飼育されていたダイオウグソクムシは、5年以上エサを食べませんでした。

体は大きいのにエサを食べない状態でも生きていけるという謎が多い生き物です。

まとめ

変な生き物は、生き残るために進化したもの、何故そうなったのか詳しく解明されていないものとさまざまでした。

今回ランクインした変な生き物の中には、動物園や水族館で見ることのできる動物もいます。

ぜひ探してみてください。

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