日本の教育は才能がある人を伸ばすというよりも、学力が低い人を引き上げることに重きを置いている。
先進国ではかなりの割合で導入されている「飛び級制度」がないことからもそれは明らかだ。
授業でも分からない人を切り捨てず、その人が分かるまで教える。この教育法では国際的な競争に勝てなくなってしまう。それなのになぜ日本では採用されているのだろうか。
その答えは刑務所に入所している人の学歴の割合を見れば一目瞭然だ。
そこで、今回は刑務所入所者が多い学歴をランキング形式で見ていこう。
平成30年の入所者数は51727人。今回はそのうちの半数以上に当たる27024人からデータを取った。
日本人の最終学歴は中卒18.8%、高卒46.5%、高専・短大14.8%、大学・大学院19.9%
目次
5位 大学中退
- 737人
- 2.73%
4位 大学卒業
- 1236人
- 4.57%
3位 高校中退
- 6500人
- 24.05%
2位 高卒
- 6936人
- 25.67%
1位 中卒
- 11615人
- 42.98%
まとめ
刑務所入所者を学歴で見てみると、かなり偏りがあることが分かる。