太陽系で一番高い山20選。




日本で一番高い山は富士山。

世界手一番高い山はエベレスト。

じゃあ、太陽系で一番高い山は?と聞かれて答えられる人はほとんどいないだろう。

ということで、今回は太陽系に属している天体にある山をランキング形式で紹介しよう。地球にある山と比較してみるのも面白いかもしれない。

参考:日本一高い山(富士山):3,776m

世界一高い山(エベレスト):8,848m


10位 未命名(オベロンのクレーター) 11,000m

天王星と言うと太陽系の7番目の星だ。天王星の大気は水素が83%を占めており、内部は酸素、炭素、窒素が大部分を占めている。

この天王星の周りをまわっている衛星の中で2番目に大きい『オベロン』は固体の水(氷)と岩石で構成されている。このオベロンに遠い昔、小惑星が衝突した。その際に出来たクレーターはとても巨大で、その淵の盛り上がっている部分が地球にある山脈よりも高くなっている。

9位 アルシア山 11,700m

火星の赤道付近にある『タルシス台地』にタルシス三山と呼ばれている高い山が3つある。その中で二番目に番高いのが『アルシア山』だ。(一番高いのはアクスレウス山)

近くにアルシア谷と呼ばれる谷もあり、とてつもない起伏を持った地域を形作っている。実際に肉眼で見るとどのように見えるのか想像がつかない。

8位 エリシウム山 12,600m

火星にある広大な平原『エリシウム平原』。この平原には今現在も活動を続けている火山地帯がある。平原の北側にある火山地帯には非常に高い山が連なっており、この中の一つが『エリシウム山』と呼ばれている。

1972年の探査で発見され、周囲の溶岩でできた台地から12km以上も飛び出している。火星の標高を決める標高基準面からは16km以上もあるが、山の高さの決め方にのっとって台地からの高さが採用されている。

頂上にあるカルデラは直径14kmあり、山の直径は240kmもある。※阿蘇山のカルデラは25kmでエリシウム山よりも広い。


7位 イオニア山東峰 約12,700m

太陽系の5番目の軌道を回っている木星。木星は大きさ、質量ともに太陽系で最大だ。主成分はガスで、科学に詳しくない人はガスなのに重いということが理解できない。※私もそうだ。

その周りをまわっている衛星に『イオ』という星がある。イオと聞くとドラゴンクエストを思い出す人もいると思うが、もちろん、この技名はこの衛星イオが元になっている。

驚くかもしれないが、イオには火山がある。実はは地球以外で初めて火山活動が発見されたのはこの衛星だ。活火山のうちの一つは、秒速1kmという猛烈な勢いで噴煙を出している。その火山の中に『イオニア山』と呼ばれている火山がある。このイオニア山の東の頂上がとてつもない高さを誇っている。

地球一高い山エベレストの1.5倍である12,000mだ。

6位 エヴィア山脈 10,300 – 13,400m

木星の衛星イオにある山脈。またもやイオからランクイン。イオに火山が豊富にあることを物語っている。

イオが何故火山活動が活発なのかは様々な予想が建てられている。その中でも有力なのは、木星の強力な引力による潮汐力によるという説だ。地球にも月による潮汐力が働いているが、地殻まで動かすほど強くは無い。イオに働いている潮汐力は地殻が満ち引きを起こすほど強力で、地表面が100mほども上下するのだ。この近くが動く時の摩擦熱で内部にエネルギーが貯まり火山活動が活発に起こるというわけだ。

宇宙ではとんでもないことが起こっている・・・。

5位 アスクレウス山 18,100m

火星赤道付近のタルシス台地にある山。火星で二番目に高い山であり、タルシス三山では一番の高さを誇る。

4位 ボオサウレ山脈17,500 – 18,200m

木製の第一衛星イオにある山脈。イオは前述の理由で火山活動が活発なためこのような高い山がたくさんある。


3位 赤道上の尾根 約20,000m

太陽系の6番目に位置する土星。土星は周りに巨大な輪があり、その姿が有名だ。内部には鉄、ニッケル、シリコンなどからなる岩石が核となって、その周りに液体の水素、ヘリウムが取り巻いている。

この土星の衛星の一つ『イアペトゥス』は直径1346kmで土星の衛星の中で3番目に大きい。このイアペトゥスにはとても巨大な尾根がある。※尾根とは山が連なった山脈のようなもの。

この尾根ができた原因としては、イアペトゥスの自転スピードの変化によるものとされている。イアペトゥスができた当初は現在よりも速く自転していたが、ある時いきなり遅くなった。その時の慣性により大きく隆起したということだ。

2位 オリンポス山 21,900m

火星で一番高い山。2011年までは太陽系で一番高い山だったが、レアシルヴィアの中央丘の高さが判明したため、一位の座を奪われてしまった。

とはいっても巨大な山であることには変わりない。オリンポス山の直径は1位の中央丘がある小惑星『ベスタ』よりも大きく、頂上にあるカルデラは直径80km、深さ3.2kmもあり、富士山がすっぽり入る計算だ。

火星にある山が高くなるのには理由がある。火星では地球のようにプレートの移動が起こらないため、ホットスポットの上に火山が長期間に座ることになる。そのため火山が大きく成長するのだ。

現時点では太陽系2位だが、これからの成長に期待したい山だ。

1位 レアシルヴィアの中央丘 22,000m

何と一位は惑星戸は認められていない小さな星にある。太陽系に属する準惑星『ベスタ』。ベスタは直径530kmほどしかない。

そんな小さな星に太陽系で一番高い山がある。その山は『レアシルヴィアの中央丘』と呼ばれている。この山はクレーターの一部とされており、このクレーターの直径は500km。ベスタの直径の90%近くを占める。このクレーターの大きさは太陽系の天体にあるクレーターの中で一番大きい。

このクレーターの中心部は盛り上がっており、小高い山のようになっている。この山が中央丘だ。地表面から頂上までの高さは22kmで太陽系の既知の山で一番高い。

この中央丘は最近見つかったもので、2011年の調査で山の高さが判明した。


まとめ

太陽系の山は地球の山とは比べ物にならないほど大きい・・・。

どれもエベレストを軽く超えている。

火星と木星の衛星イオにある山が多くランクインしてきた。やはり、高い山ができる環境が整っているのでこのような結果になるのだろう。

一度は生でお目にかかりたいものだ。生きているうちに実現するのだろうか?

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