「この曲、何か聞いたことがある!!!」
「けど、何で聞いたか思い出せない・・・。」
ということはないだろうか?今回はそんな誰でも聞いたことがあるけど、曲名は有名ではない音楽たちをランキング形式でまとめてみた。
6位 美しく青きドナウ(An Der Scthonen Blauen Donau)
1866年にヨハン・シュトラウス2世によって作曲された。『ウィーンの森の物語』と『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス2世の『三大ワルツ』に数えられ、その中でも最高傑作とされる。
5位 ブリティッシュ・グレナディアーズ(The British Grenadiers)
イギリスの擲弾兵(爆弾を投げる兵)等が使用する行進曲。
17世紀に作曲されたということが分かっているだけで作曲者、作詞者は不明。体力・精神力に優れる精鋭部隊とされた擲弾兵の勇敢さを歌っている。
カナダの軍隊でも採用されている。ちなみに、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』でも聖グロリアーナ女学院が入場する際に使用していた。
4位 剣闘士の入場(Entry of the Gladiators)
1897年にユリウス・アルノシュト・ヴィレーム・フチーク(1872年 – 1916年)によって作曲された。
ユリウスは生涯の大半を軍隊の吹奏楽指揮者として過ごした。そのため、作曲する曲も行進曲などが多かった。別名『 ボヘミアのスーザ』。
3位 春の声(Fruhlingsstimmen)
1882年にヨハン・シュトラウス2世( 1825年 – 1899年)によって作曲された。オーストラリアのウィーンでおもに活躍していた。
ワルツ王、ウィーンの太陽などの別名で呼ばれていた。幼少期は父から厳しく指導されていたため、友人のその頃のことを聞かれ得ると「それは話したくない。」と言っていたという。
2位 ウィリアム・テル序曲(William Tell Overtures)
1829年にジョアキーノ・ロッシーニ(1792年 – 1868年)によって作曲された。
ロッシーニの生まれ故郷は映画『紅の豚』で有名なアドリア海に面する街。才能はあるが、怠け者だったとされる。だが、才能は本物だったようで、『セビリアの理髪師』の作曲をわずか3週間で完成させたという話も他の作曲家たちからロッシーニならそれくらいできるだろうと言われていたようだ。
1位 ボギー大佐(Colonel Bogey March)
1914年にケネス・ジョゼフ・アルフォードによって作曲された。
日本では運動会で流されることが多いので、誰しも一度は耳にしたことがある曲だ。