女性から体型の話題を振られたら何と答えるか。
これは多分何千年も前から男に課せられた、答えが無い問いだ。何人もの男が完答を試みたが、今のところ完璧な正解は見つかっていない。
いまだに証明されていない「リーマン予想」と同じかそれ以上の難問ということだ。
この難題に数え切れないほどの男たちが、誤答を繰り返してきたことで経験則により女性の逆鱗に触れるNG要素が数多く見つかっている。
今回はそんな先人たちの経験から導き出された限りなく正解に近い解答を、後世に生きる子孫たちに残しておきたいと思い筆を執ったキーボードをたたいた。
今回は「ダイエットしないと・・・」に対する回答に焦点を当てた。
※男性の見た目、女性との関係性にもかなり影響されるので、このセリフを言って嫌われても自己責任で。
NGワード
正解ばかり学んでもワンパターンな男になってしまう。そこで、まずは代表的なNGワードを紹介しておこう。
まず第一に女性がこのセリフを言う場合、求めている答えは否定、同意、応援だ。
「否定と同意って全く逆じゃないか!」と思った君は正しい。
だがこんな難しい解答が求められているのだ。
3位 ぽっちゃりの方が可愛いよ
このセリフを言う男は「今の君も十分可愛いよ。」と伝えたいのだろう。だが、裏を返せば「君はぽっちゃりしてるよ。」とストレートに言っているのと変わらないのだ。
「俺はぽっちゃりしてる女の子の方が好きだな。」こう変えれば、君がぽっちゃりしているという意味ではなくなるのでベターだ。まだ改善の余地があるということで3位。
2位 そうだね
これは全肯定してしまっているパターン。
基本的に女性は太ってないと否定してほしいのだ。しかも、会話を4文字で終わらせる冷たさまで含んでいる。
せめて「そうかな?」くらいにとどめておこう。
1位 いつも言ってないっけ?
これは、NG要素をふんだんに盛り込んだキングオブNGワード。
昔言ったことを覚えてる女々しさ、言ってもできてないから今太ってるんだよというニュアンス、どうせできないんだろ?とダイエットをしなきゃという気持ち自体を否定していること。
これらの要素をこれでもかと詰め込んでいる。
絶対に言わないでおこう。
※確かに何度も聞かされるとうんざりするので言いたくなる気持ちも分かる。だが、男の器の大きさを見せよう。
正解に近いワード
NGワードを学ぶことはできたかな?
次は正解に近い解答集だ。
番外編 どれどれ
「ダイエットしないと・・・」
「細いじゃん」
「二の腕とかヤバイし!」
「えー、ほんとー?触らせて(笑)」
「やめてよー(笑)」
この流れで触ることができれば、その子は確実にあなたに悪い印象を持っていない。正直、かなり鉄板のやり取りかもしれない。
だが、会社や学校などのコミュニティで多用し過ぎると、女たらし、遊び人、軽い男のレッテル?をもれなく頂くことになる。
同時に複数の女性に使えないという点でランクインはできなかったが、実際に使えば女性との距離も測れるし、ダイエットの話から意識を遠ざけられるかなり強豪のセリフだ。
5位 正確な情報を伝える
ダイエットはどうすれば成功するか、食事のとり方、筋トレの正しい方法などなど、ダイエットに必要な知識を教えること。
これはとても重要なことだ。
例えば、「女性ホルモンは脂肪を取らないと分泌されにくくなる。」なんかを教えると受けがいい。ダイエットをしようとする女性は美意識が高いので、女性ホルモンはパワーワードなのだ。
ただ、頭が良くて説明を上から目線でせずに、嫌味っぽくない人しか使えないのが玉に瑕か。
正確な知識を詳しく知りたい人はこっちの記事も呼んでおこう。⇒『【痩せたい人必見!】キレイに痩せるために女性に知って欲しいダイエットの知識TOP5』
4位 俺もやろうかな
同意の最上級のセリフがこれだ。自分もやろうとすることで同意を表しているのだ。
「へーいいじゃんダイエット。俺もやばいしやろうかな。ちなみにどんなダイエット考えてるの?」
さらにこう続けると、同意した上で次の会話につながる。この後に5位の正しい知識を披露できれば、さらにいい感じのセリフにすることができる。
3位 季語を使う
会話の基本は天気・季節の話題。さすがにダイエットの話を天気につなげるのは難しいので、季節の話題を振ってみよう。
- 春「春服買うの?」
- 夏「水着の季節だしな。俺も鍛えなおすか。」
- 秋「今年は食欲の秋は封印だな(笑)」
- 冬「おいしい食べ物多すぎだよな。」
これで全ての季節に対応できる。社会人の男なら身に着けておきたいセリフだ。
2位 健康には気をつけろよ
ほぼ完ぺきなセリフ。
ダイエットをするということに関して否定も肯定もしない。体型についても言及しない。
さらに、相手のことを気にかけているということもアピールできている。他のセリフは少なからず男の意見が入っているが、このセリフは相手のこと(健康)しか言っていない。素晴らしい。
ただ、問題が1つだけある。大人っぽくない男が言っても失笑物のセリフになってしまうのだ。このセリフを使うには男が年上であるか、同い年でも大人びてないといけない。
関係性を選んでしまうということで僅差で2位となった。
1位 焼き肉連れていくぞ?
これは使える。私も妻がいなければ使ってみたいセリフだ。
ただ、いきなり言ってもダメだ。
「ダイエットしなくちゃ…」
「焼き肉連れていくぞ?」
何言ってんだこいつ。人の話聞いてたのか?と思われるのは避けられない。
こう使うのだ。
「ダイエットしなくちゃ…」
「え!?ダイエット!?」(オーバーリアクション気味に)
「全然痩せてるでしょ!」
「最近太ってきたんだよね」
「そうかな?」
「うん。だって、この前ねー」
「あんまりしつこいと焼き肉連れていくぞ?(笑)」
「もー(笑)」
これで完璧だ。
笑も取りつつ焼き肉に連れていくチャンスも作りつつダイエットの話題から遠ざける。
素晴らしい。
是非マスターしておいてほしいセリフだ。
まとめ
どうだろうか?
今まで自分がしてきた対応は正解だっただろうか?
「ふん。俺は全て正解のセリフを言ってたぜ。」
と思っているそこの君。
この問いにはまだ完璧な正解は導き出されていないことを忘れないように。