8000m峰連発!世界一高い山ランキングTOP10

多くの人々を魅了してやまない山。

時には神様のように崇められ、時には悪魔のように扱われることもある。

そんな山たちを今回は高さでランキングしてみた。


10位 アンナプルナ(ネパール)8,091m

アンナプルナは8000m峰の中で一番最初に登頂された山だ。ネパールが鎖国状態には近づくことすらできなかったのだが、開国直後の1950年6月3日にモーリス・エルゾーグ、ルイ・ラシュナル率いるフランスチームにより初制覇された。しかし、8000mの高度という極限状態は人間の体を簡単に破壊した。初登頂した二人は無事下山できたのはいいが、凍傷により合計で30本の指を失うことになった。

アンナプルナは高さでは10位にとどまっているが、ある分野では堂々の1位を獲得している。それは”死亡率”だ。2012年3月時点で、登頂者数191人に対し、死亡者数は61人だ。挑戦した人の約1/3は死亡している計算になる。そのため、別名は『キラーマウンテン』。納得だ・・・。

9位 ナンガパルバット(パキスタン)8,125m

引用元:ナンガパルパット|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典 最終更新 2017年5月14日 (日) 11:42

ナンガパルバットはパキスタンにある8000m峰だ。ナンガパルバットの意味は『裸の山』であり、この周囲に高い山が存在していないことを示している。

南側の斜面は高低差4000mを超える断崖になっており、世界で一番高低差がある壁と言われている。2016年に制覇されるまでは冬期登頂をされていなかったが、シモーネ・モロによって成された。これで、2017年現在、冬季登頂されていないのはK2だけとなった。

1953年にヘルマン・ブールが初登頂した。この時、6800m地点より上は単独で登りきった。頂上に証拠がないと信じてもらえないと思ったヘルマンは頂上にピッケルを残してきた。

8位 マナスル(ネパール)8,163m

引用元:マナスル|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典 最終更新 2017年5月7日 (日) 06:34 

マナスルという名前は知っておいて損は無いだろう。この山はネパールにある8000m峰の一つだ。エベレストの肩慣らしとして登られることが多いが、雪崩の頻度はエベレストよりも多く、登山の難度よりも天災による死者が多い。

8000m峰の中で唯一、日本人が初登庁した山である。1956年5月9日に槇有恒、今西壽雄、ギャルツェン・ノルブの日本チームが初登頂に成功した。この時、日本では空前の登山ブームが起こり、記念切手も発行された。さらに、このチームが使っていた登山器具は飛ぶように売れた。


7位 ダウラギリⅠ(ネパール)8,167m

ダウラギリはネパールにあるヒマラヤ山脈の一部の山。1808年にヨーロッパの人々に知られるようになり、カンチェンジュンガが見つかるまでの30年間は世界一高い山と考えられていたようだ。

1960年にクルト・ディムベルガー率いるスイス・オーストリアチームにより初登頂された。初登頂の際は飛行機による登山が試みられ、5700m地点まで到達することができた。しかし、着陸の際に飛行機が故障してしまったためその場に捨てられた。未だにその飛行機は目印となっている。

6位 チョオユー(ネパール、中国)8,188m

引用元:チョ・オユー|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典

チョ・オユーはネパール・中国にまたがるヒマラヤ山脈の一つ。現在、8000m峰は世界に14座あるとされているが、その中で一番登りやすいとされている。そのため一般人が公募を募り、チームを組んで挑戦するという試みも行われている。
エベレストに登る前の肩慣らしとして登られることも多く、踏み台にされている感が否めない。しかし、登りやすいといっても、それは正規ルートの話であり、南側のルートは高低差2000mの絶壁になっている。

1954年10月19日にJ.ヨヒラー、パサン・ダワ・ラマ、H.ティッヒーの三人のチームにより初登頂されている。

5位 マカルー(ネパール、中国)8,485m

引用元:マカルー|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典 最終更新 2017年9月10日 (日) 19:55

マカルーはネパール、中国にある世界第五位の山。写真を見て分かる通り、斜面は切り立った崖のようになっており、とても登りづらい山と言われている。特に西側の斜面は斜面とはいえない程切り立っており、一部はねずみ返しのようになっている。数々の尾っくクライマーが挑戦しているが、今のところ西壁を制覇した人はいない。

この第五位のマカルーまでは山の中で別格とされている。

1971年にロベール・パラゴ率いるフランスチームにより初登頂された。

 

4位 ローツェ(ネパール、中国)8,516m

引用元:ローツェ|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典 最終更新 2017年9月10日 (日) 19:56

ローツェはネパールと中国にまたがる世界第四位の高さの山だ。ローツェとはチベット語で『南の山』という意味で、エベレストの南側にある。エベレストの山頂とは直線距離で3kmほどしか離れていない。エベレストの南と言う名前から、昔の人たちはこの山をエベレストの一部と考えていたことが分かる。

ちなみに、現在の基準では山頂までの高さが300m以上あれば山とみなされるため、ローツェとエベレストは別の山とされている。

1956年5月18日にエルンスト・ライスとフリッツ・ルフジンガーが率いるスイスチームにより初登頂されている。
登頂の際は途中まではエベレストと同じルートが使われる。


3位 カンチェンジュンガ(ネパール、インド)8,586m

カンチェンジュンガはネパールとインドにまたがった8000m峰だ。カンチェンジュンガはチベット語で、『5つの宝庫をもつ偉大な雪山』という意味がある。その名前の通り、周りに7000m以上の山が4つある。この高い山5つを一度に見ることができる場所が、紅茶で有名なダージリンだ。

カンチュンジェンガ山を含むカンチェンジュンガ国立公園はインド初の世界遺産に登録されている。それもそのはず、この山のふもとには森林があり、高度により多様な生物を一度に見ることができる素晴らしい環境だからだ。

1955年5月25日にチャールズ・エヴァンス率いるイギリスチームのジョージ・バンド、ジョー・ブラウンが初登頂した。

2位 K2(パキスタン、インド、中国)8,611m

引用元:K2|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典 最終更新 2017年8月16日 (水) 22:34

K2はパキスタン、インド、中国にまたがったカラコルム山脈にある山の一つだ。K2と言う名前の由来はカラコルム山脈の山の中で2番目に測量されたことからきている。K1~K5まであり、名前は以下の通り。

  • K1:マッシャーブルム
  • K3:ブロード・ピーク
  • K4:ガッシャーブルムII峰
  • K5:ガッシャーブルムI峰

K2は世界で2番目に高い山でありながら、人が住んでいる場所から離れたところにあるので1890年まで発見されていなかった。

初めて制覇されたのは1954年7月31日。制覇したのはアッキレ・コンパニョーニとリーノ・ラテェデリが率いるイタリアのチームだ。K2は街から離れた場所にり、登山の物資を運びにくく、気候も厳しいため『世界一登るのが難しい山』とも呼ばれている。実際に冬季登頂が一度もなされていない唯一の8000m峰となっている。

引用元:K2|ウィキペディア(wikipedeia):フリー百科事典 最終更新 2017年8月16日 (水) 22:34

1位 エベレスト(ネパール、中国)8,848m

世界一高い山として有名なエベレスト。世界2位の山の名前を知らない人は多いが、エベレストなら知っているという人がほとんど。蓮舫議員の有名な発言、「2位じゃダメなんでしょうか?」の的外れさがはっきりと分かる事実だ。

初めて制覇されたのはしたのは1953年5月29日。制覇したのはエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが率いるイギリスのチームだった。無酸素での初登頂は1178年5月8日、ラインホルト・メスナー、ペーター・ハベラーのチームだ。

実は世界一高い山でありながら、冬の時期に登頂された初めての8000m峰でもある。

エベレストは他の8000m峰と同様にプレート同士の衝突による地殻変動によりできた山であり、現在もプレートは動いているので高さや、山頂の位置は変化している。ある報告書では”エベレストは年間4mmずつ高くなっており、山頂の位置は3~6mmの速さで北東にずれている”とされている。

エベレストの南側、ネパールのサガルマータ公園は世界遺産に登録されるほど美しく、登らないにしてもこの雄大な景色は一生に一度は見る価値がある。


番外編

これまでのランキングは地上からの高さ(海抜○○m)を基準にした。そのため、最下部が海中にある山はかなり不利な戦いを強いられている。

番外編では海底からの高さで計算した場合、地球で一番高い山を二つ紹介しよう。

マウナ・ケア山 と マウナ・ロア山

この二つはハワイ島にある山だ。基本的に山は海面からの高さ(海抜)で決まる。この二つの山は海底からそびえているため、実際の高さを過小評価されている。標高はマウナ・ケア山が10203mあり、エベレストを1300m以上離して一位となる。

ランキングに載っている他の山はプレートのぶつかり合いにより隆起してできた山だが、この二つの山は火山活動によりできた山だ。しかもこの火山は未だに活動を続けており、更に高くなっていく可能性が高い。

これからの成長が楽しみな双子山だ。

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