【スーファミ】いまだに語り継がれるクソゲーランキング

面白いゲームソフトはテレビでCMが流れたり、話題になったりして有名になる。そのため、ゲームをやっていない人でもソフトの名前は知っていることが多い。

逆に無名な制作会社が出した面白くないゲーム(クソゲー)は表舞台に出て来ることもなく、密かに忘れられていく。しかし、度を越えたクソゲーは批判の声も大きくなり、後世に語り継がれていく。

今回はそんな伝説のクソゲーたちをランキング形式で紹介しよう。

目次

10位 超攻合神サーディオン/アスミック クソゲー度50

  • ジャンル:アクション(RPG要素もあり)
  • 発売日:1992年3月20日
  • 定価:8800円

このゲームの大まかなストーリーは人類と機械生命体が8000年もの間戦い続けている世界。本物のSFと言えばこの感じ。というくらい暗くてどこか物悲しいストーリー。このストーリーの評価は高く、小説版が発売されている。雰囲気はサムスが活躍するメトロイドに似ている。

このゲームがクソゲーと呼ばれる最大の要因はゲームシステム。自分が操作しているキャラの動きが非常にトロく、敵キャラは素早い。さらにボスの体力が異常に高くレベルを上げないと戦闘に飽きるほどに時間を取られてしまう。

BGMは完成度が高いのも勿体ないクソゲーと呼ばれる要因。

9位 ジョジョの奇妙な冒険/コブラチーム クソゲー度60

  • ジャンル:RPG
  • 発売日:1993年3月5日
  • 定価:9500円

発売当初から現在まで根強い人気を誇る漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の中でも一番人気がある第3部をゲーム化。

このゲームはジョジョのコアなファンなら怒ってもおかしくないようなシナリオの改変がされている。特に『近所の本屋のボルナレフ』は失笑物だ。

次にRPGとしてはかなり致命的な戦闘のテンポが最悪で、戦闘のたびにイライラすること間違いなしだ。さらに、戦闘は実力、判断力など一切関係がない完全なる運ゲーに仕上げられている。

ただ、BGMは意外と評価が高く、アレンジサントラまで発売されている。だが、BGMの良さだけではクソゲーの評価は覆らなかったようだ。

8位 ライトファンタジー/トンキンハウス クソゲー度65

  • ジャンル:RPG
  • 発売日:1992年7月3日
  • 定価:8900円

ライトファンタジーというタイトル通り、不殺(殺さない)というコンセプトを徹底しているRPGとしては珍しい作品。当時にしては斬新なパーティーの組み方は評価が高い。町の人でも敵でもパーティーに加えることができる。

このゲームがクソゲーランキングにノミネートされる2つの原因は雑魚キャラの異常なほどの強さと敵と遭遇する確率の高さ。序盤の敵キャラでも一撃でHPを半分削るくらいの強さ。さらに数歩歩けばそのレベルの敵キャラと遭遇してしまう。

しかし、戦闘時以外ならどこでもセーブできるのが唯一の救い。

7位 SDガンダム GNEXT/バンダイ クソゲー度70

  • ジャンル:戦争シミュレーション
  • 発売日:1995年12月22日
  • 定価:8900円

超人気アニメ『ガンダム』を戦争シミュレーションにした作品の3作目。操作できるモビルスーツが格段に追加され、ファンには嬉しい仕上がりになっている。ゲームシステムは自チームのモビルスーツを操作し、敵チームと戦争をするという内容。

このゲームはきちんと作っていればガンダムファンを総取りにできた。しかし、対戦相手であるCPUの頭の悪さが常軌を逸していて、戦闘を全く楽しめないのだ。初期配置からほぼ動かなかったり、自殺をしたりとプレイヤーを勝たせようとしているかのような動きばかりしてくる。

これが無ければ名作にもなりえたのに非常に残念な作品だ。

6位 ウエディングピーチ/KSS クソゲー度75

 

  • ジャンル:ミニゲーム詰め込み
  • 発売日:1995年9月25日
  • 定価:9800円

少女漫画雑誌で連載されていた『愛天使伝説ウエディングピーチ』を題材にした主に少女層を狙った作品。シナリオはミニゲームをこなしていき、1番合計点が高かった人が憧れの稲葉先輩(漫画の主人公)とダンスができるという内容。

このゲームは人気漫画を題材にすれば売れるだろう、という安易な考えが見え隠れするほど酷いグラフィックのせいでクソゲーランキングにノミネートされた。特にスロットをするミニゲームでは狙って止める必要があるのだが、図柄が全く判別できないほど。

また、誰が勝利してもエンディングの映像は1つしかなく、全く同じ映像が流れるというところに手抜き見られる。さらに、肝心のミニゲームの数が非常に少なく、ボリューム不足という点もクソゲーランキングでは評価が高い。

5位 火の皇子 ヤマトタケル/東宝 クソゲー度80

  • ジャンル:RPG
  • 発売日:1995年9月29日
  • 定価:10800円

タイトル通り、日本神話のヤマトタケルを題材にした作品。脚本は女神転生の原作者である西谷史氏。それなのに、神話とは全く関係がない西洋の魔物や人型ロボットまで登場してくる始末。脚本を書く前に一回は神話に目を通せよと突っ込みたくなる内容。

ストーリー自体は全く別物として目をつぶることができるが、一番ひどいのは処理速度の遅さ。画面の切り替えや歩く速度、メッセージの表示速度が非常に遅く、頻繁にロード待ちの時間が生じる。また、敵は状態異常を持っているキャラが多く、毒やマヒで全滅させられることがよく起こる。

プレイヤーのストレスをためるためのゲームと言っても過言ではない。

3位 摩訶摩訶(まかまか)/シグマ商事 クソゲー度90

  • ジャンル:RPG
  • 発売日:1992年4月24日
  • 定価:8700円

クソゲー界のドラゴ○ンクエストの異名を持つ摩訶摩訶が同率3位にランクイン。イベントが予想の斜め上を行くような展開ばかりでクソゲーといえども一見の価値あり。

開発陣が開き直って色んなゲームのパロディをふんだんに盛り込んでいる。特にウルウル星では超人気ヒーローを丸パクリしたようなキャラクター『ウルウルライダー』という人まで登場する。

RPGとしてのゲームバランスが崩壊しており、雑魚キャラが強すぎたり、敵キャラの名前、容姿も鼻くそほじりながら決めたかのような適当な設定。

更にクソゲー度を跳ね上げている原因がバグが非常に多いことだ。このゲームをやってみるとどれがバグでどれが仕様なのかすら分からなくなるほど。

しかし、爆笑必至のシナリオや意外とクセになるBGMは評価が高く、「バグが無ければ良作。」という評価も一部のファンからは出てきている。

3位 真・聖刻(ら・わーす)/ユタカ クソゲー度90

  • ジャンル:RPG
  • 発売日:1995年4月21日
  • 定価:9800円

クソゲー要素が惜しみなくふんだんに盛り込まれた作品。特にゲームオーバー時にはじめからを選ぶと必ずバグが起こるというのは斬新だ。

セリフは誤字脱字のオンパレード、町の人はシナリオとは関係ない話ばかり、戦闘もつまらない、しかし敵と遭遇する確率は異常に高く1歩でまたつまらない戦闘に・・・というクソゲーオブザイヤーを狙いに来たのかと疑ってしまう内容。

さらに、説明書まで間違っているというダメ押しまである。

2位 北斗の拳7聖拳列伝 伝承者の道 クソゲー度95

  • ジャンル:格闘アクション
  • 発売日:1993年12月24日
  • 定価:9700円

人気漫画『北斗の拳』を格闘ゲームにしたソフト。このソフトを制作した会社の人に北斗の拳ファンはいなかったのか?というほどに酷い仕上がりになっている。

まず、技名の間違いが非常に多い。間違いというよりも捏造された技まである。ファンなら間違いようがないほど有名なレイの技『虎破龍』をシンが使ったりもする。

そして、何よりも格闘ゲームとして致命的なのが必殺技のコマンド入力が非常に難しいことだ。難しいといっても、コマンドが難しい訳ではなく、早く入力するとソフトが認識してくれない。そのため、ボタンを一つ一つゆっくり押す必要があるのだ。それに引き換えCPUは必殺技をガンガン連発してくる。

この仕様のせいでストーリーモードでさえクリアするのは至難の業だ。

1位 スーパービックリマン/ベック クソゲー度100

  • ジャンル:格闘アクションゲーム
  • 発売日:1993年1月29日
  • 定価:8700円

ビックリマンチョコなどで一大ブームを巻き起こしたアニメが格闘ゲームになった。

挙げだしたらきりがないほどに糞ポイントが多い。一応列挙しておこう・・・。

  • ストーリーモードが無い。
  • 1Pモードでは全8キャラ中2キャラしか使用不可。
  • キャラクターに声が無い。
  • アニメーションがカクカクしていて、ファミコンレベル。
  • キャラのアクションが7種類ほどしか無い。
  • 硬直・無敵時間が適当に設定されている。※ハメれば即試合終了

さすがクソゲーランキング不動の1位というところか。他にも挙げれば糞なところは挙げられるが、開発会社の人に申し訳ないのでこの辺にしとこう。見つけても絶対に買わないように。

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