意外と近くに生えている美味しい山菜ランキング

参考

春になるとなぜか食べたくなる『春の山菜』。天ぷらでもお浸しでも炒めてもよしの山菜たち。

けど、新鮮な山菜を店で食べようとしたら結構なお値段が・・・。

それなら自分で採って食べよう!という貧乏くさい考えが頭に浮かんだ。

同じような考えを持っている節約上手さんたちのために、そんなに山奥に行かなくても近所で採れるおいしい山菜をランキング形式で紹介しよう。


10位 ふきのとう

日本全国の山などで採ることができる。旬は関東近辺の平地では2月~3月。山地では3月~4月くらい。天ぷら、あえ物、ふき味噌などで食べると美味しい。

ふきのとうと言えば山奥の雪の中から顔を出すというイメージが強く、気軽に取ることができないと思われがちだが、そんなことはない。林や山の奥深くでなく、意外と日当たりの良い道路沿いに生えていたりもする。基本的に水源を目指して地下茎(根っこのこと)を伸ばしていくので、近くがあるところの方が見つかる確率が高い。

そして、ふきのとうは成長するとフキになるので、フキも食べたい人は場所を覚えておこう。

9位 ウド

個性的な香りで人気の山菜『ウド』。味・風味・食感の三拍子揃っていて美味しい山菜だ。しかし、収穫できる機関が非常に短く、山をよく知っている人ではないと食べごろを採るのは難しい。旬は4月中旬~5月中旬

食べる部分は土から出たばかりの新芽や枝から出た新しい枝。そのため、新芽が取れる時期を逃すと収穫できない。雪解けの山の斜面に生えていることが多く、良く探せば平地でも見つけることができる。もし、新芽が生長して食べられなくなっていた時は、もう少し標高が高い場所に行けば新芽をに出会えるはずだ。

特に沢や川辺など水気のある斜面に生えていることが多いので、そのようなポイントを見つけたら重点的に探そう。

採る時は生え際から掘って根っこの上から切って採る。根ごと採るとそこには二度と生えなくなる。来年のことも考えてきちんと収穫しよう。

8位 ギョウジャニンニク

早春の山菜の中では、間違いなくトップクラスの味。そのため、採りに行く人が多いので近年はかなり数が減ってきている。秋田県では絶滅危惧種として指定されレッドデータブックに掲載されているほど。ニンニクのような強い香りがして栄養満点なことから、昔は修業者が滋養強壮のために食べていた。そのためにこの名前が付いた。

ぬたであえ物にしたり、炒めものにすると臭いが際立っておいしい。旬は4月~5月

探す場合は少し山に入った方がいい。林道からほど近い場所に群生していることも多く、見つかれば収穫しやすい。これも数が激減している要因の一つ。見つけた時は採り過ぎないように注意しよう。

収穫の際に注意したいのは、必ずハサミやナイフで1本ずつ丁寧に切り取ること。素手で引き抜くと根ごと抜けてしまい、次の年に生えてこなくなってしまう。

7位 菜の花

菜の花は原っぱに生えているのを見るのもよし。食べてもよしの”才食兼備”な山菜だ。胡麻和えやおひたしにするとおいしい。旬は2月~3月

菜の花は去年綺麗に咲いていたところを探せばすぐに見つかる。菜の花を山菜として採る場合は花が咲く前の蕾のものを採るとよい。花が咲いたものは食べる茎の部分が少し硬くなっていることが多い。

採るときは上から5~10㎝の柔らかい部分だけをハサミで切るようにしよう。

6位 タラノ芽

タラの芽はタラの木の新芽の部分。ほんのりとした苦みともっちりした触感が最高な山菜の王様。旬は4月~6月上旬。誰が何と言おうと天ぷらが最高においしい。

採りに行くなら林道脇の日当たり場所を探すといい。タラの木は枝に痛そうなトゲがたっぷり生えているので見分けるのが簡単だ。ただ、タラノキは成長が早いので、食べ頃のものを採りたいときは、地中から新しい枝を生やした時にその先端近くについた芽を採取するようにしよう。

5位 ワラビ

ワラビは全国各地で採ることができるシダの仲間。私たちが山菜として食べるのは新芽の部分。根っこの部分はデンプンを多く含んでおり、これを使ってわらび餅が作られる。生揚げにしたり、味噌汁に入れたり、茹でて鰹節と醤油をかけて食べたり。想像しただけでよだれが出てくる・・・。旬は4月~5月中旬まで。

ちょっとした田舎に行けば道端にも生えているくらい見つけるのが簡単。いいポイントを見つければ10㎏を超える量を採ることができる。初心者にお勧めの山菜。日当たりが良く風通しがいい場所に生えやすい。採るときはなるべく根元に近いところから折って採るといい。

食べるときの注意点として非常にアクが強いのできちんとあく抜きをしてから食べること。

4位 オランダガラシ(クレソン)

明治時代に香辛野菜としてヨーロッパから持ち込まれたものが全国に野生化した外来種だ。⇒水だけで育てられる野菜ランキング TOP10 外来種だけあって生命力が非常に強く、水辺であればかなりの確率で見つけることができる。ほんのり苦みがある大人の味がする。サラダやいためものにすると美味しい。

クレソンを探すならまずは水がある場所を探すこと。里山の小川や休んでいる田んぼなどに良く生えている。基本的に水辺に群生しているので、見つかれば採り放題のまさにクレソンパラダイス。しかも、生命力が強いので多少取り過ぎても次の年には何事もなかったかのように生えてくる。

3位 ゼンマイ

4月~5月が旬。九州地方では3月中旬から楽しめる。油揚げや野菜、こんにゃくと炒め煮にしたり、ごま油と塩で和えてナムルにして食べると美味しい。もちろん天ぷらも絶品。ただ、ゼンマイはあく抜きをしないと苦みが強いのでその点は注意。

山奥に行かなくても、ちょっとした林道の脇を探せば見つかる。特に石垣に生えていることが多い。私の場合は少し山道に入り、山の斜面を良く探すと見つかる。

ゼンマイはシダ科の植物で、私たちが食べるのはその若い芽。若い芽には綿が生えており、成長するに従って抜け落ちる。食べられる若い芽は『綿が付いていること』と『葉が広がっていないこと』で判断するとよい。

2位 フキ

フキは大きな葉が特徴の山菜。葉が大きくて目立つので、初心者でも簡単に見つけることができるイージー山菜だ。旬は3月~6月上旬くらいまで。

実は10位のふきのとうはフキの花の蕾。ふきのとうが成長したらフキになる。ということは、フキを食べたい場合はふきのとうが生えていた場所を探せばよい。どちらかを見つけることができれば両方楽しむことができる山菜スポットということになる。探す際は、少し山に入ってこの形の葉見つければいい。茎に毛が生えているものの方が柔らかく食べやすい。

他の山菜は日本全国で食べ頃の大きさというのはほとんど変わらないのだが、フキは東日本と西日本で好んで食べられる大きさが全く異なる。東日本では大きく成長した太い茎が食べられるのに対して、西日本では細いものが主流。気温の差で茎の柔らかさに差が出るのだろうか?

1位 ツクシ

身近にあるおいしい野草と言えばツクシ。3月~4月中旬までが旬。卵とじ、おひたし、天麩羅で食べると絶品。

ちょっと歩いて河川敷に行けば大量に生えている。一般的に川の土手や田畑のあぜ道によく生えているが、肥料が巻いてある畑の近くの方が太くておいしいツクシが採れる。ただ、これだけは注意してほしい。犬の散歩コースや電柱の近くに生えているツクシはなるべく避けるように。おしっこ、うんこまみれのツクシを食べるハメになってしまう・・・。

ツクシを探す時のポイントは、スギナが多い場所を探すことだ。実はスギナとツクシは同じ植物で、ツクシが生えた後にスギナが生えてくる。つくしはすぐに枯れてしまうが、スギナは秋まで茂っているのでその場所を覚えておくといい。

まとめ

小料理屋で食べる山菜料理もおいしいが、自分で取って食べるとまた格別だ。早く食べたい!

ただ、注意点として、これらの山菜の中には似た植物が毒をもっているものもあるので、不安な場合は採るのをやめておこう。

 

一応間違いやすい毒草をまとめた記事も作成したのでチェックしておこう!

合わせて読みたい記事