混ぜるな危険!身近な食材で食べ合わせが悪いもの10選

鰻と梅干と言えば食べ合わせが悪いことで有名だ。

しかし、よく言われている食べ合わせが悪いものは普通の食生活では食べないものも含まれている。

今回は身近な食べ物同士で食べ合わせが悪いものを選んで紹介する。
知らずに食べて体に悪影響が出ないように注意しよう。


メントス+コーラ

メントスとコーラと言えばYouTubeなどで一躍有名になった。コーラの入ったペットボトルにメントスを入れると溶けている炭酸が急激に気化し、勢いよく吹き出す。

この反応は簡単に言うとこのような原理で起こる。

コーラには二酸化炭素が大量に溶けている。これは二酸化炭素を水分子が表面張力により取り囲んでいる状態。コーラにメントスを入れると、メントスに入っている成分『ゼラチン』『アラビアゴム』が溶け出す。この二つの成分は界面活性剤の役割を持っているため、水の表面張力が弱まり二酸化炭素が勢いよく吹き出す。

この反応が人間の胃の中で起こってしまうと、最悪の場合内臓破裂を起こしてしまう。実際にアメリカの女子高生がやってみたところ救急車で病院に担ぎ込まれる事態になった。検査の結果胃の粘膜に多数の損傷が見られたようだ。絶対にまねはしないように。

トマト+きゅうり

トマトはビタミンCが豊富な食べ物として有名だ。ビタミンCと言えばお肌を構成する重要な成分『コラーゲン』を作る役割がある。そのため、肌をきれいに保つのにいいとされている。

一方、きゅうりには『アスコルビナーゼ』という酵素が含まれている。ビタミンCの正式名称はアスコルビン酸。つまり、アスコルビナーゼはビタミンC(=アスコルビン酸)を分解する酵素だ。

この酵素が原因でせっかくトマトの豊富なビタミンCをとっても、分解されて体に吸収できない。

とはいっても、サラダにはよく一緒に入っているので、どちらかを避けて食べるというわけにはいかない。そんな時は酸性のものをかけて食べればいい。アスコルビナーゼは酸性では働きが落ちるのだ。身近にある酸性のものと言えば『お酢』。つまり、マヨネーズや、酢が入ったドレッシングをかけて食べればトマトの豊富なビタミンCを無駄なく摂取することができる。

大根+ニンジン

大根は一見栄養が無さそうだが、ビタミンCをとても豊富に含んでいる。

ニンジンは彩りがよく栄養豊富な緑黄色野菜だ。しかし、ニンジンにもアスコルビナーゼという酵素が含まれており、ビタミンCを破壊してしまう。

この2つは煮物に一緒に入っていることが多く、どうしても避けられない食べ合わせだ。実はこの食べ方は理にかなっており、アスコルビナーゼの働きは抑えられているのだ。この酵素は熱に弱く、加熱することで容易に働きを抑えることができる。煮物にして食べるという日本の文化は正しいのだ。

わかめ+ネギ

わかめにはカルシウムが豊富に含まれている。カルシウム体内に存在するミネラルの中で最も多く、骨を丈夫にしたり、筋肉が収縮するのに使われている。

一方、ネギにはリンが豊富に含まれている。リンはカルシウムと強く結合しリン酸カルシウムになることで、骨や歯を丈夫にする働きがある。

この二つのミネラルはとても結合しやすく、そのため、歯や骨は硬く丈夫になる。しかし、この強い結合が腸の中で起こってしまうと、体内に吸収できなくなってしまう。一緒に食べたからといって健康に問題が生じるわけではないが、効率の良い栄養摂取をしたいならこの組み合わせは控えた方がよい。

酒+からし

酒とからしと言えば居酒屋でよくある組み合わせだ。この2つも実は食べ合わせが悪いとされている。

酒にはもちろんアルコールが入っている。アルコールは毛細血管を拡張し、血行を良くする作用がある。からしなどの辛い調味料も血行を良くする作用があるため、皮膚がかゆくなってしまうことがある。アルコールを飲んで顔が真っ赤になる人蕁麻疹が出やすい人は注意をした方がいい。さらに、この食べ合わせは高血圧、糖尿病、高コレステロールの生活習慣病の原因にもなるのでなるべく避けたい。

どうしてもいっしょに食べる場合は、キュウリやトマトなどの体温を下げる役割がある食べ物も一緒に食べるといい。

 

ラーメン+ご飯

とにかく、炭水化物の取り過ぎが体に悪い。糖尿病一直線の組み合わせだ。

糖尿病というと何となく怖くないような印象を受けるがそんなことは全くない。糖尿病が原因で発症してしまう代表的な症状はこの3つだ。

  • 糖尿病性神経障害
  • 糖尿病網膜症
  • 糖尿病性腎症

神経障害は合併症で一番最初に出てくることが多い。手足のしびれ、めまい、立ちくらみと言った症状が出る。網膜症は失明の恐れがある。腎症は腎臓が壊れ、一生人工透析を受けなければならなくなる。こうなると週に3回ほど通院しなければならないので長期の旅行には絶対にいけないし、行動にも制限が出てしまう。(水分摂取制限等)

とても恐ろしい糖尿病を避けるためにこの食べ合わせは避けよう。

シラス+大根

シラスと大根と言えばとても相性が良く食べるとおいしい。シラスには体の成長に深く関わる、『リジン』(アミノ酸の一種)が含まれている。しかし、大根はリジンの吸収を阻害する。

ただ、大根にはシラスに豊富に含まれているカリウムカルシウムの吸収を促進するビタミンCを多く含まれている。カリウム・カルシウムを取るか、リジンを取るか。迷いどころだ。

リジンの吸収に関する対策としては、をかけて食べることで改善できる。醤油ではなくポン酢で食べるようにすればよさそうだ。

シラスは:いわし、にしん、あゆ、うなぎなどの幼魚のこと。

ホウレンソウ+ベーコン

ホウレンソウには硝酸が含まれており、体内で『亜硝酸』という物質に変化する。
一方、ベーコンなどの肉類のタンパク質は時間経過とともに分解されていき『アミン』という物質が蓄積していく。

この亜硝酸とアミンが反応すると、『ニトロソアミン』という物質ができてしまう。ニトロソアミンはとても強力な発がん性を持つ物質だ。動物実験でラットに少量のニトロソアミンを与え続けたところ、かなりの割合で肝がん、腎がんを発症した。できるだけ避けた方がいい組み合わせだ。

焼き魚+漬物

この二つの食べ合わせが悪いのも『ニトロソアミン』によるものだ。魚のタンパク質からできるアミンと漬物に含まれている亜硝酸から発生してしまう。

ニトロソアミンができるときの反応は『酸化反応』であるため、抗酸化作用があるものを一緒に食べると発生を抑えられる。身近なもので言うと『ビタミンC』だ。レモンなどの柑橘類に多く含まれるためできるだけ一緒に食べよう。

つまり、魚にレモン酢だちをかけるのは理に適っているのだ。

そば+ナス

そばと言えば夏に食べたくなるものの代表格。これは、そばには体温を下げてくれる役割があるためだ。この作用はそばに含まれている『ルチン』という成分により起こる。ルチンは毛細血管に弾力を与えたり、血圧や血糖値を下げる役割もある。生活習慣病の予防にはぴったりの成分だ。

ナスも夏野菜の代表的なものであり、体温を下げてくれる効果がある。ナスはカリウムを豊富に含んでおり、尿をたくさん出す作用(利尿作用)がある。さらに、たんぱく質の分解を阻害する働きもある。そのため、たんぱく質の吸収量が落ちる。この二つの作用により体温を下げるのだ。

そのため、ナスとそばを一緒に食べると体温が下がり過ぎてしまい悪影響が出てしまう。特に冷え性の人は注意したい食べ合わせだ。

しかし、天ぷらとそばで一緒に入っていることが多いこの組み合わせ。どうしても食べたい時は体を温める作用があるものと食べるといい。生姜を入れたり、温かいそばにするなどしてみよう。

まとめ

こうやって見てみると、身近にも食べ合わせが悪いものは数多く存在していることが分かる。

だからと言って気にしすぎていたら何も食べられなくなってしまう。ちなみに私はほとんど気にしていない。これが吉と出るか凶と出るか・・・。

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